【上田市】リピーターが内緒にしている「大松農園」のりんごは、信州人も唸る絶品です。
公式サイトがない、広いりんご畑の脇の直売所。そこに毎年、リピーターの方々が遠方からも押し寄せています。
そこは真田町の御屋敷公園そばにある大松農園(上田市真田町本原2951)。化学肥料も農薬も極力使わずに堆肥などで育てたりんごのお味は、グーグルの口コミなどで絶賛されています。
訪問するや否や、3種類の試食用カットりんごが並びました。シナノスイート、秋映、シナノドルチェ。食べ比べると確かに、風味は結構違うように感じましたが、どれも美味しい!
ですが今年は猛暑の影響か病害が発生。農薬をできるだけ使わないことで、安心して食べられる美味しいりんごになるわけですが、一方で病害のリスクも存在します。
2024年の収穫量は例年の半分ほど。品種によってはほぼ全滅だったとか。やむなく農園からの発送は3kgと5kgのみに。価格も昨年より1kgあたり100円、高くなっています。
例年であれば、交通量の多い道路沿いに幟を立てるそうですが、2024年はそれもしていません。というのも収穫量が半減してしまったので、リピーターの皆さまだけで売り切れてしまいそうだから。
リピーターだけで半分は売れるって、すごいですよね。公式サイトやSNSはありませんから、まさに「知る人ぞ知る」りんご園なのです。
キズがついてしまった訳ありりんごは、なんと1kg300円。でも味は変わりませんからね。初回訪問時はシナノスイートの訳あり品を少々購入したのですが、あまりの美味しさに、食べきらないうちにリピしました。
数ある品種のなかでも人気のサンふじは、多くが11月下旬に収穫予定なので、寒い日が増えて日持ちもよくなりそう、とのことです。
試食してみて、好きなだけ袋につめて秤で重さを計ってお会計します。営業時間や定休日は流動的とお考えください。