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お盆休み中の体調不良 薬の備え・休日対応の薬局の探し方 #専門家のまとめ

高垣育薬剤師ライター、国際中医専門員
(写真:イメージマート)

もうすぐお盆です。この時期に体調を崩すと困るのが医療機関の夏季休暇に重なってしまった場合です。いざというときに慌てないよう、セルフケアに必要な常備薬を見直すとともに、近隣の休日・夜間対応の医療機関を確認しておくと安心です。

ココがポイント

▼常備薬を準備する:お盆だけでなく年末年始などの医療機関の長期休みのときや災害時など、いざというときに役立ちます。

Q4.家庭常備薬にはどのような薬を備えればよいでしょうか?(一般社団法人 愛知県薬剤師会)

▼抗原検査キットも備えておく:今年の夏も新型コロナが猛威をふるっています。体調不良時のセルフチェックに役立ちます。

新型コロナ検査キット 取扱い薬局・薬店情報 営業時間外(休日・夜間等)も含めた販売・相談対応についても掲載しています。(日本薬剤師会)

▼検査キットの使い方を予習しておく:現在、薬局では新型コロナの検査キットが品薄です。事前に手順を確認して失敗を防ぎます。

コロナ感染拡大中の帰省「抗原検査キット」失敗防ぐ4つのコツ(Yahooニュースエキスパート 高垣育)

▼休日・夜間でも対応してくれる薬局・病院を確認する:「セルフケアでは心配」というときのために調べておくと安心です。

夜間・休日の医薬品提供体制リスト(公益社団法人 東京都薬剤師会)

東京都の休日・夜間診療案内(公益社団法人 東京都医師会)

エキスパートの補足・見解

休日・夜間に対応している病院や薬局について、記事では東京都を例に挙げました。お住まいの近くで探すときは、地域の医師会や薬剤師会のウェブサイトから調べることができます。はじめての病院や薬局に行くときにはお薬手帳を忘れずにお持ちください。

長期休暇前にもうひとつ気をつけたいのが、持病の治療に使っているお薬です。持病があって定期的に通院している人は、病院や薬局が休みの間に薬が足りなくならないかどうかの確認も忘れずに行いましょう。

手持ちが不足しそうな場合は、お盆直前の医療機関が混み合う時期を避けて早めに受診しておくことがすすめられます。

薬剤師ライター、国際中医専門員

2001年薬剤師免許を取得。2017年国際中医専門員の認定を受ける。調剤薬局、医療専門広告代理店等の勤務を経て2012年にフリーランスライターとして独立。薬剤師とライターのパラレルキャリアを続けている。愛犬のゴールデンレトリバーの介護体験をもとに書いた実用書「犬の介護に役立つ本」(山と渓谷社)の出版を契機に「人」だけではなく「動物」の医療、介護、健康に関わる取材・ライティングも行っている。

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