50代・60代 健康器具を使っても「痩せないのよ~」と言う友人に、歩く旅が好きな私が伝えたい1つの事
50代。60代の年齢になると、周りでは生活習慣病に罹る人も珍しくなくなってきました。主に高血圧や糖尿病、脂質異常症、その他にも肥満、痛風、脂肪肝等であり、定期通院して治療を受けている人もいます。
そして、生活習慣病と言う名前の通り、日常の生活習慣が大きく影響する病気であり、誰もが聞くだけで耳が痛くなる「運動不足」と「食生活」が大きく関係しています。
これからの人生は体が資本
50代・60代の年齢になってくると、眼は老眼になり、髪には白髪、自分の体は若い頃と同じではないと実感させられます。そして、この先には老いも待っています。
人の一生を考えると、若い頃にに就職や結婚、出産と、人生の大きなイベントが沢山あり、その後は仕事に子育てにと、息をつく暇もないような毎日でした。
そして、ようやく子育てが終わり、日々の生活の中でゆとりを感じるのが、私たちの50代・60代ではないでしょうか。
そして、これらやってくるゆとりの時間は、誰の為でもなく自分の為に使いたい。家族や子供たちの為に使てきた時間は、これから先には自分の時間です。
痩せないのよ~
友人は健康器具を購入して、テレビを見ながらのながら運動続けていると言う。私なら、必ず3日坊主になると断言できそうだけれど、ほぼ毎日運動を続けているという友人は凄いと思う。しかし、本人の悩みは1つ。痩せない。
そんなに簡単にダイエットできるのであれば、誰もがみんな痩せているのではないかと、ダイエットに一度も成功したことが無い私は突っ込みを入れたくなる。
しかし、私も痩せない
歩く旅が好きで、1日で何時間も歩く事があるのですが、私も痩せません。何故、痩せないのだろうと、自分なりに考えたこともあります。恐らく、運動をするとお腹が空くので、食べる量が多くなるからかもしれません。お腹が空いて食べる食事は美味しいのです。
それでは、考え方を変えました。美味しく食事が出来る事は幸せじゃないかと。運動してカロリー消費。現代生活を送っていると、お腹が空く程の運動をする機会がほとんど無いので、中々経験できない贅沢な事かもしれません。既に人生は後半に突入している事もあり、あとどれくらい美味しくご飯が食べられるのかとも思えば、健康で美味しくご飯が食べられる事が幸せな事だと、私は思っています。
痩せることだけが目標でなくても良いのではないか
おばさんの年齢になるまで立派に歳を重ねてきましたが、やはり太っているよりはすらっとスリムでありたいと誰もが思いますし、私も思います。
だからと言って、おばさんだからこそ痩せる以上に大切になってくるのが健康でもあります。身体が健康であるからこそ、食べ物が美味しいと感じられるし、自分が楽しみたいことを楽しめるのです。何事も健康な体が資本なのです。
適度な運動を習慣にして行うと血液循環が良くなるので、生活習慣病に効果があり、自分にとっての健康体重が維持できるようになります。適度な筋肉量が付くと、姿勢が良くなったり、日常的に駅では階段を使うとか、少しの距離でも歩いたりとか、体を動かすのが普通になります。それに伴い体脂肪が減少してくるので、まさに健康的な体へと変わってきます。運動は大切だと実感します。
年を重ねると価値観も変わる。
体を動かすことは、自分が健康でいるために続けたい生活習慣の1つです。痩せない事にストレスを感じるよりは痩せることを1番の目標としないで、自分が楽しみながら運動習慣を続けて健康であることが、これからの人生での目標です。