【東京喫茶店14選】東京で楽しめるレトロ喫茶メニューを完全攻略!食も空間もタイムスリップした体験を!
気づけば季節も秋を迎え、食欲の秋が訪れました。
一方で、芸術の秋とも言われるのが秋の季節。
博物館や美術館に行くのもよし、公園や街中を散歩するのもよし。
何かと外へ出かけるきっかけも増える季節ではないでしょうか?
そんな季節に、今回は喫茶店特集の第2弾としてお店をご紹介しています。
今回ご紹介する喫茶店は、昔ながらの雰囲気を纏った空間から、
現代風に解釈し直した空間まで、まさにお店自体に芸術の要素が詰まった空間ばかり。
もちろん、フードやドリンクについても、変わらない味から、
こだわり抜いた本格派な味まで、まさにここでしか味わえない極上のお店の数々になっています。
ぜひこの機会にご確認いただき、あなただけのお気に入り喫茶を探してみてください。
過去の東京喫茶店特集はこちら
【東京喫茶店16選】
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■動画で確認したい方はこちらから
1. 喫茶 一房@下北沢
下北沢駅すぐの住宅街にある、テナントが入ったマンションの一室にある「喫茶 一房」。
昭和のスナックを彷彿とさせる看板には、豊かな緑の葉っぱにたくさんの実をつけたブドウが一房描かれています。
店内はパープルとグリーンのカラーを基調としたインテリアで、入りがけに見た看板に描かれていたブドウを思い起こさせます。
ジャズやソウルミュージック好きのマスターがチョイスした耳に優しい音楽に包まれて、充実したカフェタイムが過ごせる空間でもあります。
そんな「喫茶 一房」のマスターは代官山のサンドイッチ専門店「フツウニフルウツ」のご出身。
代表メニューは季節の旬のフルーツがたっぷり入ったフルーツサンドイッチ。
お腹の空き具合に合わせて「レギュラー(食パン2枚分、サンドイッチ4個)」「ハーフ(食パン1枚分、サンドイッチ2個)」からボリュームを選ぶことができるのも嬉しいですね。
今回は贅沢にフルーツサンドイッチを2種類オーダー。
届いたのは「フルーツサンドイッチ(アメリカンチェリー)ハーフ」と、「フルーツサンドイッチ(エスプレッソバナナ)ハーフ」。
残念ながら、エスプレッソバナナは終了してしまい。
アメリカンチェリーも6月末の入荷が終わり次第終了とのこと。
その代わり、メロンのフルーツサンド、桃のフルーツサンドが新登場するとのことなので、是非楽しみにしてください。
鮮やかな緑のシロップにソーダが注がれ、見た目も涼しいグラデーションの「クリームソーダ」は、銀のトレーに乗せられて昭和感抜群。
ぜひ季節のフルーツサンドを楽しみに、「喫茶 一房」を訪れてみてください。
<<フルーツサンドイッチ(アメリカンチェリー)ハーフ>>
(参考価格)1,050円(税込)
<<フルーツサンドイッチ(エスプレッソバナナ)ハーフ>>
(参考価格)850円(税込)
<<クリームソーダ>>
1,200円(税込)
営業時間:
平日 11:00~16:00(L.O. 15:30)
土日祝 11:00~17:00(L.O. 16:30)
※完売時は早く閉店する場合もあり
定休日:月曜日・火曜日
※詳細は、SNS等より最新の情報をご確認ください。
アクセス:下北沢南西口から徒歩2分
座席:10席(カウンター6席、テーブル3席)
電源:なし
Wi-Fi:なし
決済手段:カード×、電子マネー×、QRコード決済×、現金◎
2. タグカフェ@下北沢
2011年にオープンし、オープン10周年を機に店内をリニューアルしたタグカフェ。
昼は喫茶店、夜は喫茶バーになるちょっと大人な空間。
定期的なイベント開催もあり、セミナーやワークショップ、物販などを通して、クリエイターが自由に表現できる場を提供してくれます。
物販の中の一部として、オーナーさんがプロデュースするShin coffeeの提供もあるのも魅力的。
お土産としてももちろん、シーンに合わせた6種類のコーヒーからお好みの一杯をいただけます。
フードは、ナポリタンやオムライス、パフェやプリンなど、数々の喫茶店定番メニューがラインナップしていますが、特に注目なのは、7色のクリームソーダ。
赤、緑、青、黄、紫、ピンク、白と全部並べると映え間違いなし。
ぜひお友達や恋人と訪れ、お好みの色の組み合わせを探してみてほしいです。
この日は、天然ハーブを加えた純植物性飼料を与え育つ鶏「香草鶏(こうそうけい)」のオムライスをランチセットでいただきました。
先ほどご紹介した、クリームソーダですが、セットでいただくと、通常750円のところ300円でいただけるので、組み合わせとして、納得できる方は、合わせて頼んでみてほしいです。
他にも期間限定メニューなど、新メニューも登場するので、ぜひ、Instagram等をチェックして、事前に機になるメニューを確認してみてください。
<<香草鶏のオムライス>>
1,200円(税込)
<<クリームソーダ(SET Drink)>>
+300円(税込)
営業時間:11:00-20:00
定休日:不定休
アクセス:下北沢駅から徒歩1分
座席:24席(カウンター11席、テーブル13席)
電源:あり
Wi-Fi:あり
決済手段:カード◎、電子マネー◎、QRコード決済◎、現金◎
3. ぽえむ@狛江
1966年、東京の阿佐ヶ谷にできたぽえむ。
1971年以降、中央線から全国の街角にフランチャイズの形態で、関東圏に広く展開しています。
そんなフランチャイズ店舗の一つである、ここ狛江店は1951年にオープンし、すでに70年以上の歴史があります。
2011年にリニューアルオープンをして以降、地域の方々に愛されています。
各店舗によって、メニューの内容が異なるのは、店主やスタッフのこだわりと、地域に沿って、お客さんのご希望を反映させるためだそうです。
大手チェーンとは異なる店舗ごとのこだわりを楽しむことができるのがいいですよね。
狛江店では第三水曜日に夜喫茶が開かれており、キャンドルが灯されたロマンチックな空間で、珈琲を楽しむことができるそうです。
<<トーストセット>>
800円(税込)
<<オムライスセット>>
1000円(税込)
<<キューバンアイスコーヒー>>
680円(税込)
営業時間:9:30-21:00(20:30L.O)
定休日:木曜日
4. 珈琲舎ロッセ @町田
「豊かに香り高く、いつも焙りたてで、おいしいコーヒーをあなたに」をコンセプトにした老舗喫茶店。
昭和45年に町田市では最初のコーヒー専門店としてオープンし、長年の間、愛され続けています。
厳選された生豆を店内の半直火半熱風の焙煎機で焙煎。
焙煎後の豆も、手作業で丁寧に選別しているので、欠損豆を含まず、雑味のない味わいが高品質です。
公式HPでは毎日の焙煎実績も公開していて、焙煎への愛情と徹底した品質管理への想いを感じます。
ちなみに店名の由来は、1652年の昔、ロンドンの中心部コーンヒル広場の端にあったセント・ミカエル寺院前に、初めてコーヒーハウスを開いた、パスクワ・ロッセさんだとのこと。
彼が作成したコーヒー広告は、コーヒーの効能含め、当時としては目から鱗で、ロンドンでのコーヒーブームにつながりました。
ここ、ロッセさんも同じような影響力を与えたいと思っており、本アカウントでも紹介している通り、たくさんの町田のお店を育ててくれているのだと思っています。
コーヒーと合わせて、今回いただいたトーストも出来立てで、ふんわりの高コスパメニュー。
コーヒードリンク含め、ドリンクメニューの豊富さは随一なので、ぜひ、店員さんとも相談しつつ、お好みの一杯を探してみてください。
<<ジャムトースト>>
450円(税込)
※セット価格で50円引き
<<アスリートのブレンド>>
450円(税込)
営業時間:9:30-19:30
定休日:水曜日
※詳細は、SNS等より最新の情報をご確認ください。
5. 喫茶ニドネ@立川
2023年12月に立川病院の目の前にオープンした「喫茶ニドネ」。
立川駅から歩いて17分程度と少し距離がありますが、南武線の西国立からは徒歩5分とアクセス良好。
立川駅からは少し離れているため、かえって穴場的に利用できるのもおすすめできる点です。
レトロなフォントの看板が目を惹くエントランスを一歩踏み入れると、重厚感のあるテーブルや椅子が置かれており全体的にクラシカルな雰囲気。
「喫茶ニドネ」の名前の由来は「二度寝」。
開店時間が昼12時と少し遅めの時間だからつけられた名前だそうで、気負わないコンセプトがまた良いです。
オーナーさん自身が大の喫茶店好きとのことで、ミニマムながら落ち着いた空間は洗練された雰囲気を作り上げています。
実はオーナーさん、ブラックコーヒーを飲めるようになったのは大人になってからで、それ以前は「喫茶店でコーヒー以外のメニューを頼むとちょっぴり肩身が狭かった」そう。
そこで「喫茶ニドネ」ではコーヒーが飲めない方でも楽しんでもらえるよう、コーヒー以外のメニューも充実しています。
特に人気なのは季節を映し込んだような「ソーダ水」。
春夏秋冬それぞれの季節で色合い・風味が変わり、グラデーションがとても美しいので、季節が変わるごとに通って変化を楽しみたくなります。
今回は「季節のソーダ水(夏限定)」に「アイスクリーム」をトッピング。
夏の空を思い起こさせる鮮やかな水色のソーダ水はラムネ風味。
一口含むと爽やかな強炭酸が弾けて暑い夏にぴったり。
お供に選んだのは「ピザトースト」。
厚切りトーストにはスライスオニオンやウインナー、
そしてたっぷりのチーズがとろけて、
喫茶店で出てくるピザトーストといえばこれ!というイメージそのもの。
ケチャップの優しい酸味と甘み、弾けるほどジューシーなウインナーとこんがり焼かれたパンの小麦風味がたまりません。
<<季節のソーダ水(夏限定)>>
650円(税込)
<<アイスクリームトッピング>>
150円(税込)
<<ピザトースト>>
600円(税込)
営業時間:12:00〜18:00(ラストオーダー 17:30)
定休日:水曜日、木曜日
※詳細は、SNS等より最新の情報をご確認ください。
アクセス:
西国立駅から徒歩5分
立川駅南口から徒歩17分
座席:13席
電源:なし
Wi-Fi:あり
決済手段:カード◎、電子マネー◎、QRコード決済×、現金◎
6. バーガー喫茶 ちるとこ@吉祥寺
2022年5月にオープンの、喫茶店とダイナーが融合したバーガー喫茶。
店内は、コンセプトの通り、アメリカンな様子を感じられる一方で、喫茶店風のインテリアもある、おしゃれな空間でした。
この日にいただいたのは、自慢のクラシックハンバーガーとカミナリクリィムソーダ。
なんとクリィムソーダは全部で14種類もあり悩んでしまうこと間違いなし。
迷ったら店員さんに相談してくださいとのことだったので、ぜひお好みを伝えてみてください。
そして、インパクト大のハンバーガー。
こだわりは、自家製のソースとジューシーなパティ。
化学調味料をできる限り使わず、ジャンクなバーガーをヘルシーに変えることを意識しながら作っているようです。
ちなみに、平日限定のランチセットは、15時までやっていて、なんとソフトドリンク飲み放題!
ついつい長居してしまうような空間で飲み放題は最高すぎです。
喫茶の定番メニューである喫茶プリンの提供もあるので、食後のデザートも併せてぜひ。
<<CLASSIC HAMBURGER>>
1200円(税込)
<<KAMINARI CREAM SODA>>
450円(税込)
営業時間:11:30〜20:00(l.o19:30)
定休日:なし
アクセス:吉祥寺駅から徒歩4分
座席:30席
電源:なし
Wi-Fi:なし
決済手段:カード◎、電子マネー◎、QRコード決済◎、現金◎
7. 珈琲西武 本店@新宿
数ある東京のレトロ喫茶の中でも有名な「珈琲西武」。
その世界観に加え、立地の良さもあり、老舗喫茶店の中でもとりわけ人気が高いお店です。
昭和をモチーフにした、モダンな雰囲気の"古いが新しい"を追求し続けるお店。
東京オリンピックが開催された1964年に創業し、純喫茶の名店として59年の歴史があります。
といっても、創業時の店舗は、ビルの取り壊しに伴って2023年8月に一度閉店。
2ヶ月後には、現在の場所「ハナミチ東京 歌舞伎町」ビルに移転し、再びその魅力を発信し続けています。
今回訪れた、「ハナミチ東京 歌舞伎町」ビルは、和をテーマに設計され、日本文化を発信する新たなランドマークとしても注目を集めている施設。
その2階に店を構え、お店の象徴であるステンドグラスや重厚感あるソファ、温かみのある照明といったインテリアは元の店舗からそのまま移設されました。
さらに世界的にも有名な「松本ステインドグラス製作所」が手がけた新しいステンドグラスも配置。
「松本ステインドグラス製作所」は、国会議事堂中央広間のステンドグラスの修復事業や、青山学院大学のガウチャー記念礼拝堂なども手掛けた日本屈指の工房としても知られています。
ステンドグラスもしくはステンドグラス風のインテリアをお店に施している純喫茶は他にもありますが、このインパクトは随一で、必見の見どころです。
その技術は明治から受け継がれ、改良を重ねた匠の技が光ります。
そして実は、この風情ある雰囲気とは裏腹に、フリーWi-Fiと電源もある喫茶店としても魅力的。
長年、新宿のサラリーマン御用達だったお店なだけに、今もなお憩いの場として機能しています。
今回私は、「珈琲西武」の名物「新宿特製オムライス」を注文。
とても大ボリュームで、出来立てのふわふわな状態で提供いただけます。
今回いただいたように、平日11時から14時までのランチタイムにいただくと、ミニサラダとドリンク付き。
お得にその味を楽しむことができます。
そんなオムライスが特徴的なのは、ライスを包むタイプではなく、ライスにオムレツを乗っけるスタイル。
どーんと構える大きなオムレツは、なんと卵6個も使用!
その下には、ケチャップライスと、自家製のデミグラスソースたっぷり。
特製ドレッシングがかかったサラダが付いてきます。
この迫力あるオムレツに、スプーンを入れると絶妙な半熟具合で、ケチャップライスの上に広がっていく様子も必見です。
<<新宿特製オムライスランチ>>
1,300円(税込)
営業時間:
月〜土 11:00-23:30
日祝 11:00-23:00
定休日:なし(年末年始休みあり)
※詳細は、SNS等より最新の情報をご確認ください。
アクセス:
JR新宿駅から徒歩4分
西武新宿駅から徒歩5分
新宿三丁目駅から徒歩4分
座席:114席
電源:あり
Wi-Fi:あり
決済手段:カード◎、電子マネー◎、QRコード決済◎、現金◎
8. 珈琲 ショパン@神田
食べログ 喫茶店 百名店 2022選出の老舗喫茶店。
昭和8年創業で、長い間、神田の街で愛されています。
店内の空間は、アンティーク家具やステンドグラスに包まれた個性的な空間。
レトロな雰囲気の中で落ち着いた時間を過ごせます。
特に、おひとりさまのお客さんが多いのも印象的でした。
最も有名なメニューは「アンプレス」。
テレビでも「日本三大純喫茶のトースト」として紹介されたのが話題のきっかけになったとのことです。
トーストしたパンの間にあんこを挟んだメニューなのですが、どうやら他では味わえないような絶品メニューだとのこと。
アンプレスもとても気になりはしたのですが、今回はコスパを重視し、モーニングサービスをシンプルにいただきました。
今回は、ドリンクとトーストのセットをいただいたのですが、トーストはハムトーストやチーズトーストにも+50円で変更できるようでした。
トーストにはジャムが付いてくるのと、注目すべきはその厚み。
コーヒーは、浅煎りコーヒーを濃いめに入れているとのことで、これまでに多数のコーヒーを飲んできていますが、濃い酸味を感じる独特な味わいになっていました。
トータルで考えると、その個性も含めコスパ最高のモーニングになっていると感じました。
ちなみに、11:45からは2階席がオープンし、そちらでは加熱式タバコのみ喫煙可能だとのことなので、気になる方はそちらもぜひ。
<<モーニングサービス(ドリンク+トースト)>>
650円(税込)
営業時間:
[月~金]
8:00~20:00
[土]
11:00~20:00
定休日:日曜日、祝日
アクセス:淡路町駅から徒歩3分 (神田駅から徒歩8分)
座席:20席
電源:なし
Wi-Fi:なし
決済手段:カード×、電子マネー×、現金◎
9. 眞踏珈琲店@神保町
そこに珈琲があれば人が集い、人が集えばたわいもない会話から豊かな時間が生まれる。
1人でも愉しいサロンのような喫茶店です。
多くの喫茶店や書店が立ち並び、文化の香りが漂う神田。
路地裏にひっそりとあるのが眞踏珈琲店です。
1階はカウンター。
おひとりさまでもそこに座れば、隣り合わせた人とも自然と会話が生まれ、まるでお酒のないバーのよう。
2階は禁煙で静かにゆっくりと過ごしたい人にぴったりの場所。
壁面に並ぶ約4000冊の本は全て店主である大山さんの蔵書。
まるでブックカフェのような雰囲気で、
学術書から小説、漫画、サブカル系の本まで幅広いジャンルの本が並んでいて、
珈琲を楽しみながら気軽に手に取ることができます。
主張せずにさりげなく、でもしっかりと珈琲のおいしさにもこだわっています。
豆はブラジルサントスNo.2のスクリーン19の1種類のみ。
豆が大きく、品質と価格のバランス、自家焙煎して1日寝かせ、
真鍮の枠から自作したネルを使い丁寧に淹れてくれます。
この日は珈琲琥珀と季節限定の苺レアチーズケーキをオーダー。
ネルドリップで丁寧に淹れてくれるレギュラー珈琲。
オレオを砕いたほろ苦いボトム生地と、とろとろであみのあるクリーミーなチーズケーキ部分、その上に薄紅色の苺ムースの甘酸っぱさが絶妙なバランス。
珈琲とも相性ぴったりです。
一人でゆっくりするもの良し、
偶然居合わせた人や店主とのたわいもない会話を愉しみにするものよし、
一度足を運んでみてはいかがでしょうか?
<<苺のレアチーズケーキ(季節限定)>>
650円(税込)
<<珈琲 琥珀>>
900円(税込)
営業日:
月〜土 12:00-23:00
日.祝日12:00-21:00
定休日:年中無休
※詳細は、SNS等より最新の情報をご確認ください。
アクセス:
神保町駅、御茶ノ水駅、小川町駅、淡路町駅より徒歩5分
座席:30席
電源:あり
Wi-Fi:あり
決済手段:カード◎、電子マネー◎、QRコード決済◎、現金◎
10. げるぼあ@日本橋
創業1952年と長い歴史を持つ老舗喫茶店。
日本橋高島屋の向かいにあり、立地も良いです。
店名の由来は、19世紀パリのモンマルトルにあるとのことで、ピカソをはじめとした著名な芸術家が集まった地に根付いていた、カフェ・ゲルボアから来ているようです。
日本橋高島屋の中にもおしゃれなカフェがたくさんあるものの、値段は東京駅周辺価格なので、げるぼあさんのようなお財布に優しい喫茶店はとても貴重。
店内は、全面喫煙可能と、喫煙者の方々にとっても嬉しいお店です。
この日は仕事前に伺い、モーニングをいただいたのですが、ランチメニューもあり、ピラフやスパゲッティ、サンドイッチやオムライスなど、昔ながらの喫茶店メニューをコスパよく楽しめます。
さて、この日にいただいたモーニングメニューについてですが、モーニングの提供は8:00から10:30まで。
今回いただいたBセットは、卵トースト、フルーツ、お味噌汁がついて、コーヒーまたは紅茶から選べるセットでした。
このBセットで、卵トーストをハムトーストに変えたのがCセット。
卵トーストをバタートーストに変え、フルーツをゆで卵に変えたのがAセットになります。
卵トーストは思った以上にボリューミーで、フルーツや味噌汁などと合わせて、朝からしっかりと楽しむことができたので満足感たっぷりでした。
<<モーニングメニューBセット>>
650円(税込)
営業時間:
平日 8:00-17:00
土日祝 9:00-16:00
定休日:不定休
アクセス:日本橋駅から徒歩2分
座席:50席
電源:なし
Wi-Fi:なし
決済手段:カード×、電子マネー×、現金◎
11. Flor de Café 樹の花 @銀座
1979年創業、ジョン・レノンとオノ・ヨーコ夫妻が訪れたことで有名な喫茶店。
なんと、お二人が訪れたのは、お店がオープンして4日目だったとか。
今でも2人が直筆した便箋が飾られ、多くのビートルズファンが聖地として訪れているとのことです。
お店の自慢のメニューは、コーヒーとカレー。
オープン当時の時代背景として、コーヒーを淹れるための器具がようやく普及してきて、家庭でも楽しめるようになってきました。
一方で、差別化を図るためか、コーヒー専門店として自家焙煎のお店が増えてきたのもこの頃だとのことでした。
そんな中、樹の花さんは、焙煎所から1日おきにコーヒー豆を調達し、挽きたての豆でコーヒーを提供し続けています。
挽きたてのこだわりはもちろん、抽出も一杯一杯丁寧に、ハンドドリップで淹れ、銅製のやかんで注ぐのが伝統だとのこと。
コーヒー以外の注目メニューのカレーは、創業から20年経った頃に、インド人青年直伝の本格スパイスカレーとして定着してきたとのこと。
そして、この日に注文したのは、本格派チーズケーキとコーヒーのセット。
メニュー表の写真はもちろん、Instagramで見た時から気になっていたメニューでした。
そんなチーズケーキは少な目ながら、とろけるような味わいで、めちゃくちゃ美味。
「自然な濃厚さ」が感じられ、昨今の添加物っぽさを感じないのもとても素敵でした。
お店の空間自体も、銀座の喧騒を忘れさせてくれるようなすごくいい場所でした。
<<本格派チーズケーキ&芳醇ブレンド>>
1,300円(税込)
営業時間:
平日・土曜 11:30~18:30(L.O.18:00)
日祝 12:00~17:30(L.O.17:00)
定休日:木曜日
アクセス:東銀座駅から徒歩3分
座席:23席
電源:なし
Wi-Fi:なし
決済手段:カード×、電子マネー◎、QRコード決済◎、現金◎
12. シャルマン@上野
「学問のみち」を進んでいくと現れるのが、緑と白のひさしが特徴的な喫茶「シャルマン」。
窓から顔を覗かせているジャビット君や、店内にある巨人の名選手のサインからはオーナーさんのジャイアンツ愛を感じます。
ワクワクしながら半地下のお店に入ると、ステンドグラスと昔ながらのソファ、
そしていろんな形のランプが目に飛び込んできます。
オープンしたのは70年以上前とのことで、昭和の初期にタイムスリップしたかのような錯覚に陥りそう!
ふたりの年配女性が切り盛りされています。
全席喫煙可能な店内にはタバコをくゆらせながら仕事をする方もおり、
昔ながらの昭和の喫茶店ってこんな感じだったんだろうなぁと想像させます。
これぞ「レトロ」という言葉がふさわしい雰囲気。
「シャルマン」で提供されるメニューは「トースト」「サンドイッチ」そして「コーヒー」「紅茶」に厳選されています。
オープンから11:30までは「モーニング 410円(税込)」で、
コーヒーもしくは紅茶にトーストのセットをお得な価格でいただくことができます。
また、11:30~13:30は「ランチセット 680円~710円(税込)」で、
コーヒーもしくは紅茶と、トーストもしくはサンドイッチをセットにすることができます。
今回オーダーしたのは「ランチセット(トースト)」。
オムレツでもなく厚焼きたまごでもないたまごが挟まり、黄金色にトーストされた食パン。
いざ口の中に含んでみると、まずはマーガリンの香りが鼻をくすぐります。
そして、たまごに薄くからしが塗られているようで、これが嬉しいサプライズ。
おばあちゃんやお母さんが作ってくれそうな家庭的な味。
ホットコーヒーにはおばあちゃんのお家にありそうなシュガーポットが添えられ、
これまた郷愁に浸ってしまいます。
<<ランチセット(トースト)>>
680円(税込)
営業時間:10:00~18:00
定休日:土曜日・日曜日・祝日
※詳細は、SNS等より最新の情報をご確認ください。
アクセス:上野広小路駅、上野御徒町駅 A4出口より徒歩3分
座席:34席(全席喫煙可能)
電源:なし
Wi-Fi:なし
決済手段:カード×、電子マネー×、QRコード決済×、現金◎
13. 珈琲ボナール@上野
創業70年の老舗、サロンのようなクラシカルな雰囲気の中で、「訳あって美味しい」一杯と共にゆったりとした上質な時間を過ごしませんか?
常連さんも多く古くから愛される老舗喫茶店「珈琲処ボナール」。
実は元々日本橋で営業していたのですが、再開発の影響で、2014年に元々の常連さんも通いやすいように、と今の上野に移転しました。
できるだけお店の雰囲気を残そうと日本橋のお店の天井梁をそのまま移設、老舗の雰囲気を感じることができます。
店内にはクラシック音楽がかかっていて、ゆったりとした時間が流れています。
専用の点滴式水出し器には、ゆっくりと滴り落ちていく珈琲の滴。
店の入り口には歴史を感じる「炭火焙煎珈琲ボナール」の文字が刻まれた看板と、道行く人たちをも笑顔にするお花。
そしてショーウインドーには美しい珈琲カップたちが飾られています。
定番のケーキセットには、ミルクレープやリンゴと桃のケーキやモンブラン。
なかでも一番の人気はチーズケーキのセットです。
「訳あって美味しい」と言われる珈琲は、
出来立ての新鮮さを大切にするため注文後に豆を挽き、
最高の豆を粗く挽いてたっぷりと使って抽出しています。
また珈琲をつかったユニークなオリジナルドリンクもあります。
かつてナポレオンが愛したといわれる「カフェロワイヤル」や、
そしてモノトーンのコントラストが美しい「琥珀の女王」は、是非一度試してみて下さい。
この日はチーズケーキと琥珀の女王を注文しました。
重厚な存在感がありながら口に含んでみると控えめな甘さ、それでもしっかりとチーズを感じられます。
そして琥珀の女王は、カクテルグラスに冷えた珈琲にエバミルクを注ぎ、白と黒が美しい層を成す「ブラン・エ・ノワール」といわれる特別な珈琲です。
<<琥珀の女王>>
900円(税込)
<<チーズケーキ(セット)>>
600円(税込)
営業時間:
平日、土曜 11:00-22:00
日曜、祝日 11:00-20:00
定休日:元日
※詳細は、SNS等より最新の情報をご確認ください。
アクセス:
JR御徒町駅より徒歩5分
東京メトロ上野広小路駅より徒歩3分
座席:62席
電源:なし
Wi-Fi:なし
決済手段:カード×、電子マネー×、QRコード決済×、現金◎
14. 純喫茶マウンテン @浅草
1Fが純喫茶で2Fがもんじゃ焼きのお店。
創業は昭和23年。浅草で長らく愛される名店で、浅草名物のクリームあんみつの他に3色のクリームソーダとナポリタンが人気とのこと。
戦後間もない頃から70年以上もの歴史を紡いできたお店というだけあって、内装は、浅草らしいとも言えるような"和"の空気漂うようなレトロな空間。
"和"の中にもステンドグラスの装飾など、レトロな"洋"を取り入れている雰囲気も味があります。
ちなみに、通常販売はないものの、約30もの高さを誇る「スカイツリーパフェ」も2500円で予約注文できるとのこと。
パフェ好き、スイーツ好きの方は、ぜひ、予約して注文してみて下さい。
芸能人がお忍びで訪れることも多いという噂の店内には、多数のサインや写真があり、その人気の高さがうかがえます。
そんな中この日に注文したのは、ナポリタンとメロンクリームソーダ。
ナポリタンは、コーヒーもしくは紅茶付きのセットで頼むと、1,600円でいただけるのですが、この日は、クリームソーダをどうしてもいただきたかったので、単品で注文。
ただ単品で注文してもミニサラダはつけていただけました。
盛り付け含め、レトロ感を感じられるナポリタンで、太麺&具材たっぷりの、満足感の高い一品でした。
クリームソーダは、あんずクリームソーダ、メロンクリームソーダ、レッドクリームソーダの3色。
イエロー、グリーン、ピンクと、3色揃うことで、さらに写真映えします。
ぜひお友達と来た際には、違う色を頼んでみて下さい。
<<ナポリタン>>
1,300円(税込)
<<クリームソーダ>>
900円(税込)
営業時間:
日月火水 11:30-20:00
木金土 11:30-21:00
定休日:第1・第2月
アクセス:浅草駅6番出口から徒歩4分
電源:なし
Wi-Fi:なし
決済手段:カード◎、電子マネー◎、QRコード決済◎、現金◎