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【ホークス育成新人名鑑・Q&A】14位盛島稜大、座右の銘「アララガマ」とは?

田尻耕太郎スポーツライター
座右の銘のアララガマは、出身地の宮古島の方言(筆者撮影)

 盛島稜大捕手。背番号171。城辺小学校(城辺ベースボールクラブ)~宮古島市鏡原中学校~興南高校。沖縄県出身。右投右打。186cm、90kg。

 高校3年夏に甲子園出場。通算32本塁打。公式戦の盗塁阻止率100%。強肩強打の大型捕手。鍛えれば、大いなる可能性を秘めた攻撃的な捕手。

 性格は負けず嫌い。趣味はアニメを見ること。好きな食べ物はカレー。嫌いな食べ物はなし。

【一問一答】

――育成の最後の指名。

「本当に最後なので、人一倍やっていきたい」

――憧れの選手は甲斐拓也捕手?

「一番下からソフトバンクの正捕手。出来ないことはないんだと思って、見習ってそういう選手になりたい」

――捕手としての武器は?

「肩です。自信はあります」

――高校で伸びたところは?

「周りへの気配りとかコーチ陣からも言われた。その部分をすごく成長したのかなと思う」

――沖縄の人、ソフトバンク選手も増えている。

「沖縄トーク? あるかもしれません」

――ソフトバンク戦やプロ野球の試合を見に行ったり?

「オープン戦を。巨人戦でした」

少年期にオリックスのあの助っ人砲から指導受ける

20名のルーキーたちと藤本博史監督(筆者撮影)
20名のルーキーたちと藤本博史監督(筆者撮影)

――もともと宮古島出身?

「そうです。昔オリックスの野球教室があって、そこからだんだんプロへの意識が芽生えました」

――誰がいた?

「ペーニャ選手がいました。すごくデカかったです」

――島繋がりだと奄美大島出身の大野稼頭央投手も。

「話をしました」

――趣味はアニメ?

「最近見るようになりました。周りが見てて」

――ヒーローアカデミアとか人気?

「人気だと思います」

――野球のアニメは?

「ダイヤのAは見てました」

――座右の銘とかありますか?

「宮古島の方言になるんですけど『アララガマ』。不屈の精神のことなんですが。なにくそ、負けるかみたいな言葉が宮古島にあるんです。宮古島ではTシャツに入れたり、宮古島代表のチームはユニフォームに入れたり。宮古島の高校は千羽鶴で『アララガマ』って作ったりしてました」

――甲斐捕手に聞きたい話って何かありますか?

「いろいろ配球もそうですし、技術面も。捕ってからの動作とか球界トップだと思うので、ピッチャーをどうリードするかとか、何を大切にしながら練習してるのかとか聞きたい」

スポーツライター

1978年8月18日生まれ、熊本市出身。法政大学在学時に「スポーツ法政新聞」に所属しマスコミの世界を志す。卒業後、2年半のホークス球団誌編集者を経てフリーに。「Number web」でのコラム連載のほかデイリースポーツ新聞社特約記者も務める。2024年、46歳でホークス取材歴23年に。 また、毎年1月には数多くのプロ野球選手をはじめソフトボールの上野由岐子投手が参加する「鴻江スポーツアカデミー」合宿の運営サポートをライフワークとしている。

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