正確に打てる!?元祖三角ネックのパターにある、パットが上達する機能【ゴルフ】
テーラーメイドのトラスパターや、キャロウェイのトライビームといった、三角形のネックのパターが注目を集めている。
この三角ネックは特徴的で、革新的な設計の印象を受けるが、実は30年以上前に三角ネックのパターは存在していた(もっと昔からあったかもしれない)。
1991年にリリースされたタイトリストのデッドセンターパターSP203は三角ネック。‟元祖三角ネック”と言えるかもしれない。
さらにこのデッドセンターパターには、上達意欲が強いゴルファーには嬉しい機能が搭載されている。スクエアなアドレスをとりやすくなる「照準用十字線」が引かれているのだ。
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デッドセンターパター
三角ネック
デッドセンターパターは、トラス構造を想起させる三角ネックを採用している。
トラス構造
橋などの建築物に使われている構造形式。多角形の中で一番強度が大きいとされる三角形で構成された構造で、衝撃に強く、安定性が高いとされている。
照準用十字線
基準となるスクエアなセットアップを実現させやすくなるように、照準用十字線がヘッドに引かれている。ヘッドを真上から見たうえで、各パーツに引かれた複数の線が合わさり、十字線になると“ライ角通りのスクエアなセットアップ”ということになる。
パターとしても練習器具としても高性能
デッドセンターパターSP203は、30年以上も前にリリースされたパターでありながら、パターとしての革新的な性能だけでなく、練習器具として意味のある機能がある。
同じようにアドレスしているつもりでも、アドレスの再現性を高めることは意外に難しいもの。
今、素材やデザインを少し改良して、三角ネックに加えて照準用十字線があるパターがリリースされれば、多くのゴルファーが飛びつくかもしれない。
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元祖三角ネック タイトリスト DEAD CENTER PUTTER SP203(GOLFERS SUPPORT)