【長野・ラーメン】年間500杯以上食べるラヲタが唸った2023年上半期のベストラーメンは長野にある!
どうも、全国のラーメンを食べ歩くTAR-KUNです。
毎年色々な地方へ足を運び、ご当地ラーメンや有名店、期待の新店舗などを食べ歩いていますが、今回は今年の上半期で「コレはうまい!」と唸ったラーメン屋さんをご紹介したいと思います。
お店の名前は【小麦そば 池】
2022年10月に、長野県松本市に開店されたお店です。
店主の大池氏は松本市のご出身。東京の有名店【饗 くろ㐂】で修業された後、長野県で独立されました。
JR松本駅から徒歩5分ほどの場所にお店はあります。
専用の駐車場はなく、近くにはコインパーキングがいくつかあります。
入口に券売機が置かれ、設えは割烹のような落ち着いた雰囲気のお店です。
塩そば
見た目からも風格のある、くろ㐂さんのDNAを感じさせるビジュアル。
まずは麺から…。
自家製の手揉みのちぢれ麺はニュルモチッとした独特の食感。
店内に併設された製麺室で作られ、“手揉み麺”と“細麺”の2種類から選ぶ事ができます。
私は気になった手揉み麺をチョイスしましたが、これが大正解!
国産小麦を配合した麺は、小麦感伝わるモチモチの食べ応えや啜り心地の良さも兼ね備え、存在感抜群で期待以上。
これは細麺も食べてみたくなりました。
そんな麺に合わせるスープは、“甲州地鶏”や“黒さつま鶏”、“土佐ジロー”等の銘柄地鶏や約9種類の乾物などの魚介から丁寧に取られた上質な清湯スープ。
素材感がひしひしと舌に伝わるナチュラルな出汁感でバランスも素晴らしく、味を纏める塩ダレには5種類もの塩をブレンドし仕上げられており、塩気も絶妙なラインで物足りなさもありません。
何よりも、各々の素材の調和が素晴らしく、尻上がりに引き込まれるような奥行きが感じられます。
また、トッピング一つ一つにも抜かりがありません。
良質な肉質が伝わる安曇野豚のレアチャーシューやローストされた鶏のチャーシューは、ジューシーで絶品。
コリコリとしたメンマや出汁の染みた大根にも驚かされます。
ドライトマトがスープをより引き立てて、彩りも豊かです。
さらに、そのこだわりは丼にまで至り、ご主人が自らデザインして特注したという京焼の丼を使われています。
長野で味わえる絶品塩そば。
毎月50杯ほど食べ歩いている中でも脳裏にしっかりと刻まれた至極の一杯が、松本市にあります。
是非行ってみて下さい。
<店舗データ>
※2023年7月現在。訪れる際は最新情報をご確認ください