【外来種】ブルーギルを釣って食べる!気になるその味は?
皆さまはブルーギルという魚をご存知でしょうか?
ブラックバスと並んで日本の在来種を脅かす外来種なのですが、ブラックバスのように専門に釣る人もいないので、実際に食べたことがあるという方は少ないはず。
そこで今回は、そんなブルーギルを敢えて専門に狙ってみて、食べた感想について紹介していきたいと思います!
ブルーギルを調達する
では早速、ブルーギルを調達するところから始めましょう。
ブルーギルを狙うならということで、今回はミミズをエサにして釣っていきたいと思います。
ミミズは落ち葉の積もったところをスコップで調達したので、エサ代は0円です。
仕掛けは釣具屋さんにブルーギル専門のウキ釣り仕掛けが500円くらいで販売されていたので、そちらを利用しました。
あとはブルーギルが潜んでいそうな障害物の周りに仕掛けを投入しウキが沈むのを待つだけです。
ブルーギルは好奇心旺盛な魚なので、そこにいれば特に誘いを入れなくても食いついてくれるので、子供でも簡単に釣り上げることができます。
一匹釣れたポイントでは固まっていることが多いので、集中的に仕掛けを投入すると30分でこれだけ釣れました。
早速、これらのギルを調理していきたいと思います!
ブルーギル 調理編
今回、作る料理はブルーギルの唐揚げです!
”ギルの唐揚げ”のレシピ
ブルーギル…数匹
片栗粉…適量
お酢…ぬめり取り用
塩コショウ…適量
油…揚げ物用
ブルーギルのサイズは10cm程度のものまでであれば骨まあで食べられるのでオススメです!
下処理
まずはブルーギルのぬめりを落としていきます。
ブルーギルはぬめりが強いので、落とす時は塩ではなくお酢を使った方法が断然オススメです。
お酢を使ったぬめりの落とし方については過去に記事で紹介しているので、気になる方はぜひご覧ください。
続いて内臓を取り出します。
内臓を取り出したら、ブルーギルの表面をキッチンペーパーで拭きとりましょう。
次はブルーギルに火が通りやすいように、包丁で切れ目を入れていきます。
こうすることでカリカリに揚がりにくい背骨の部分まで美味しく食べることができます。
切れ込みを入れ終わったら、ブルーギルに片栗粉をまぶしていきます。
このタイミングで塩コショウの下味をつけても良いでしょう。
片栗粉の衣をまぶしたら、熱した油でブルーギルを揚げていきます。
こんがりときつね色になったら、取り出して完成です!
完成したギルの唐揚げ
完成したギルの唐揚げがこちらです。
カリカリに揚がったブルーギル。
これだけでも良かったのですが、少し寂しいのでフライドポテトを添えてみました笑
さて、こちらのギルを実食していきましょう!
いざ、実食
カリカリに揚がったブルーギル、下処理の時点でしっかりとぬめりや臭みをとっているので、このタイミングでは全く気になりません。
パラっと塩を振って、いざ口の中に運んでみると…
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「うん、うまい!!」
食感がサクサク、骨の周りはザクザクとした感じで、パラっと振った塩がきいて箸が止まりません!
サイズも2口くらいで食べられてしまうので、何匹でもいけそうな気がします笑
ブルーギルの味は淡白な白身魚の味で、身は少し柔らかい感じ。
あまりメジャーな魚で例えられず恐縮ですが、味わいと食感はベラの味に近いものがありますね。
臭みも全くなく、これが近所で手軽に調達できるとなると非常に魅力的です!
これはぜひ狙ってまた食べたい味ですね。
今回は外来種のブルーギルを釣って食べてみました!
ブルーギルは日本ではあまり食べられていないものの、北アメリカではムニエルなどにして普通に食べられているようです。
釣るのも非常に簡単で、食べても美味しい魚なので、興味がある方は一度トライしてみてはいかがでしょうか?
日本の生態系を脅かす厄介者ではありますが、ただ駆除するだけでなくこのように食べることで関わっていければと思っているので、今後も継続的に調理法などについて発信していきたいと思います!
過去にブラックバスを食べた記事も紹介しているので、気になる方はぜひご覧ください。
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