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再び龍が蘇る。超濃厚豚骨の黒龍スペシャル。千代県庁口の駅を歩いて数分、黒い龍が目覚める。

ラーログ/福岡グルメレポートインスタグラマー/グルメライター

知る人ぞ知る名店

博多という街は奥が深い。ラーメン王国であるが故、幾千ものラーメン店が存在する。そしてこんなところにも名店が。千代県庁口の駅を歩いて数分、団地の一角の商店街のようなところにお店が。いつオープンしたのか。いつ営業していたのか。謎が多いお店。

その名も「黒龍らーめん」。調べてみると10年ほど前にオープン、そして休業。最近なのかここ数年なのか、再び龍が蘇った。

昼営業と夜営業がわかれており、夜は居酒屋メニューが充実し酒も飲めるラーメン居酒屋。

店内はこのようにテーブル席と、カウンター席もある。

どこかレトロ感もあるインテリアは賑やかにも感じる。この雰囲気、嫌いじゃない。

黒龍スペシャル

ラーメンはド豚骨の黒龍あっさりの白龍がある。基本ラーメンを選べばトッピングでメニューが変わる。これはぜひ黒龍を食べてみたい。その中でも超濃厚豚骨の黒龍スペシャルを。

これはいい。泡プクのクリーミィ、見た目からわかる仕上がり。骨の髄までとことん煮込んだとろみあるスープ。

一口スープをいただき、美味い。濃厚でクリーミィ、まろやかさもある。ただ、元祖泡系とはまた違う味わいである。スープのインパクトが強く、調味料は必要ない。そのままが一番味わえる。

麺は細麺がまたよくスープに馴染んで美味しい。トロッとスープと麺の絡みが非常に良く、麺がスープを持ち上げ味わいよくスルスルっと入っていく。

濃厚なのにサラッといただき、即替玉。

替玉時もラーメンのタレなど必要ない。それくらいインパクトがあるスープ。スープの濃度もさることながら、豚骨のガツンとくる旨味を活かすカエシの控えめな味わいも良い。これぞまさに、ド・とんこつ

そしてこのチャーシューがまた美味い。トロッと柔らかく、濃厚スープに馴染んだ味わいが美味い。

卓上調味料はこんな感じ。ただこの黒龍スペシャルにはあまり必要ないか。ただお好みで。しいて言えば、ゴマくらいかな。

店内にあるメッセージ。これは博多ラーメンを食べるときには、ぜひ読んでもらいたい。

辛子高菜や紅しょうがを入れたくなるのはわかるが、まずはしっかりラーメンのスープを味わってから、が個人的にも良いと思う。

なぜならば、大きく味が変わってしまうから。せめて半分はそのままで食べてもらえると、そのお店の特徴やこだわりを感じれるようになってくる。

本来、紅しょうがはお口直しの意味合いもあるから、そんなことも考えながらラーメンを食べると楽しみも増えてくる。

これは本当に美味いよラーメン。蘇った龍は閃光の如く味が駆け巡る。ラーメンは申し分なく美味い。

ただ興味は夜の居酒屋メニュー。これは酒を飲んでおつまみをいただき、逆に飲んだ後にはあっさり白龍でも良いのではなかろうか。こんな場所に名店が。博多の街ではこんな素晴らしい出会いと発見があるのも楽しい。

黒龍らーめん

住所:福岡県福岡市博多区千代3丁目6−5(地図)

営業時間:11:50~14:00

17:30~23:00

定休日:不定休

駐車場:近隣有料

インスタグラマー/グルメライター

福岡のラーメンインスタグラマー&グルメブロガー/KBCテレビ「高校生のじかん」出演中/一日一麺をモットーに年間400杯以上のラーメンを食すラーメンマニア/日々孤独に麺活を続ける〈博多のススリスト〉/【 name:Hiroyuki Kikai】/ 福岡の美味しいラーメンを全国に広めたいという思いと、あなたの行きたいお店を見つけるお手伝い。ラーメン以外も、食の宝庫と呼ばれる福岡グルメもご紹介。美味しいメニューをお届けします。ぜひあなたのお店選びのご参考に。instagramもラーログで検索してみてね!

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