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キウム打線がリュ・ヒョンジンから7連打の猛攻 1イニング10得点<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
リュ・ヒョンジンから1回2安打を放ったキム・フィジプ(写真:キウムヒーローズ)

5日のKBOリーグは全5試合が18時30分開始のナイトゲームで行われた。

キウムヒーローズ-ハンファイーグルス(コチョク)はハンファの先発マウンドにリュ・ヒョンジンが上がった。リュ・ヒョンジンは4回まで1安打無失点と好投。ハンファ打線はリュ・ヒョンジンを援護し、4回までに4-0とリードした。

しかしキウム打線が5回に反撃する。5番から始まった攻撃は1死一、三塁とすると8番キム・ジェヒョンの適時二塁打を皮切りに、9番から3番キム・ヘソンまでが連続タイムリー。5-4と勝ち越しに成功した。

さらに4番もヒットで出塁。打者一巡して5番キム・フィジプがこの回2本目となるヒットをセンターに放ち、二者が生還して7-4となった。キウム打線は7者連続安打でリュ・ヒョンジンをノックアウトした。

キウムはさらに3点を追加し1イニング10得点。試合はキウムが11-7で勝利した。キウムは5連勝。敗れたハンファのリュ・ヒョンジンは4回1/3を投げて9安打9失点で2敗目となった。

(関連記事:リュ・ヒョンジンがメジャーから12年ぶりに古巣ハンファに復帰

映像:4/5 キウム-ハンファ 5回裏の攻撃(KBO公式YouTubeチャンネル)

◇4月5日(金)の結果

・LG 7 - 8 KT(チャムシル)

 勝:パク ヨンヒョン

 敗:チェ ドンファン

・キウム 11 - 7 ハンファ(コチョク)

 勝:ハ ヨンミン

 敗:リュ ヒョンジン

・KIA 5 - 2 サムスン(クァンジュ)

 勝:クロウ

 敗:レイエス

・ロッテ 3 - 4 トゥサン(プサン)

 勝:ブランドン

 敗:パク チン

・NC 5 - 0 SSG(チャンウォン)

 勝:シン ミンヒョク

 敗:イ ゴンウク

⇒ KBOリーグ公式戦日程と結果(ストライク・ゾーン)

⇒ KBOリーグ順位表(ストライク・ゾーン)

◆「トゥサン、前監督が率いるロッテに勝利」

ロッテジャイアンツ-トゥサンベアーズ(プサン)は4-3でトゥサンが勝利。トゥサンは2022年までチームを率い、今季からロッテの新指揮官となったキム・テヒョン監督との初顔合わせを白星で飾った。

※本記事は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得て掲載。連日、KBOリーグの結果をお伝えしています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FMコザ)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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