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【プレミア12】日本投手陣から10安打するも3得点、17三振喫した韓国 一時リードするも逆転負け

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表/KBO取材記者
2点目のホームを踏む栗原陵矢(写真:WBSC/初報から差し替え)

野球の国際大会、第3回WBSCプレミア12のオープニングラウンド・グループB。韓国は3戦目の日本に3-6で敗れて1勝2敗となった。

韓  0 1 0  1 1 0  0 0 0 3

日  0 2 0  0 2 0  2 0 X 6

韓国は10安打。しかし得点は2回表の1番ホン・チャンギのタイムリー、4回7番パク・トンウォンのソロホームラン、5回の代打ユン・ドンヒの適時二塁打の3点にとどまった。27アウトのうち日本の投手陣に喫した三振は17個に上った。

一方の日本は2本のタイムリーでいずれも二者が生還。2-3で1点を追う5回の牧秀悟のタイムリーは、2死から四球2つと死球で得た満塁のチャンスでの逆転打だった。

さらに日本は7回、4番森下翔太に2ランが飛び出し6-3とリードを広げて、勝利を確実なものとした。日本は2連勝。

試合後リュ・ジュンイル監督は「中盤までは雰囲気が良かったが、5回のピンチを越えられず残念だった。(6番牧に適時打を喫した)イ・ヨンハの投入を4番にしなかったことが敗因だと思う」

「最高の先発投手(髙橋宏斗)のボールを序盤に攻略できたことはプラスだった。あきらめるつもりはないので、ドミニカ(共和国)、オーストラリア戦もベストを尽くします」と話した。

映像:ゲームハイライト(WBSC公式YouTubeチャンネル)

あす16日韓国はドミニカ共和国と、日本は台湾と対戦する。

⇒ プレミア12韓国代表一覧 日程と結果(ストライク・ゾーン)

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表/KBO取材記者

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FM那覇)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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