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第4戦のドジャースはフリーマンが出場、ロハスは欠場。先発マウンドにはリリーフ投手のブレイジャー

宇根夏樹ベースボール・ライター
ライアン・ブレイジャー(ロサンゼルス・ドジャース)Aug 17, 2024(写真:USA TODAY Sports/ロイター/アフロ)

 ロサンゼルス・ドジャースとサンディエゴ・パドレスは、10月9日(日本時間10日)に、ディビジョン・シリーズの第4戦を行う。ここまでの3試合は、ドジャースが1勝、パドレスは2勝だ。ドジャースは、第4戦に負けると、ポストシーズン敗退となる。

 ドジャースは、第4戦の先発投手に、リリーバーのライアン・ブレイジャーを起用する。このシリーズ、3度目の登板だ。第1戦は、4回表から1.2イニングを投げて無失点。第2戦は、8回表のマウンドに上がり、最初の2人を討ち取ったものの、マニー・マチャドジャクソン・メリルにシングル・ヒットとホームランを打たれ、そこで降板した。

 レギュラーシーズンの先発登板は、ボストン・レッドソックス時代の2020年に1度と、今年の4度。いずれも1イニングを投げ、そのうちの4登板は無失点だが、直近の9月27日は1失点。先頭打者を四球で歩かせ、次の打者に三塁打を打たれた。

 また、ドジャースの「3番・一塁」は、これまでの3試合と同じく、フレディ・フリーマンだ。右足首の状態は万全でないものの、第4戦も出場する。

 一方、3試合とも「9番・遊撃」として出場のミゲル・ロハスは、第4戦のスターティング・ラインナップから外れた。痛めているのは、左足の内転筋だ。第3戦は、3回表にシングル・ヒットを打ち、大谷翔平ムーキー・ベッツのシングル・ヒットで三塁まで進んだところで、アンディ・パヘズと交代した。その裏、トミー・エドマンがセンターから遊撃に移り、パヘズはセンターの守備についた。

 ロハスの欠場に伴い、第4戦は、エドマンが遊撃を守る。打順は、8番のままだ。「9番・センター」として、キーケー・ヘルナンデスが出場する。

 あとの野手は、打順もポジションも変わらず。大谷が「1番・DH」、ベッツが「2番・ライト」、テオスカー・ヘルナンデスが「4番・レフト」、マックス・マンシーが「5番・三塁」、ウィル・スミスが「6番・捕手」、ギャビン・ラックスは「7番・二塁」だ。

 テオとエドマンは、3試合で10打数3安打。フリーマン、エドマン、大谷も、3安打だ。テオは、ドジャースの12打点中6打点を挙げている。一方、スミスは、8打数0安打だ。

 ホームランは、大谷、マンシー、ベッツ、テオが1本ずつ。ベッツは、第2戦にホームランをもぎ捕られている(「第2戦にホームランをもぎ捕られたベッツが、第3戦は同じ外野手のグラブを掠めるホームランを打つ」)。ホームラン以外の長打、二塁打と三塁打は、誰も打っていない。

 なお、ここまでの勝敗は、2年前のディビジョン・シリーズと同じように推移している。それについては、こちらで書いた。

「ドジャース対パドレスのここまでは2年前とまったく同じ。パドレスの●○○。第4戦は…」

【追記:10/10】

 ドジャースは、第4戦のラインナップを発表後に変更した。それについては、こちらで書いた。

「ドジャースは第4戦のラインナップを変更。フリーマンが外れる。代わって入ったのは…」

ベースボール・ライター

うねなつき/Natsuki Une。1968年生まれ。三重県出身。MLB(メジャーリーグ・ベースボール)専門誌『スラッガー』元編集長。現在はフリーランスのライター。著書『MLB人類学――名言・迷言・妄言集』(彩流社)。

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