菓寮限定の人気メニューをご自宅で「とらや」さんの希少な白小豆がたっぷり入った白小倉汁粉
ここ最近のあんこブームにより、あんこを使用した昔ながらのあんみつやおはぎ、あんバターのスコーンやパンなど小豆が持つ魅力が多世代へ広まってきている今日この頃。夏場はかき氷、そして身の縮こまるような寒風にさらされる今は、やはりお汁粉ではないでしょうか。関西と関東によってもその呼び方が異なるというのも特徴的ですね。(関東では粒餡を田舎汁粉、こし餡を御前汁粉、水気の少ないあんことお餅をあわせた椀物をぜんざいと呼ぶのが主流です)
さて、小豆は小豆でも老舗でもありご贈答品でもお馴染み「とらや」さんには、福とら豆という独自の品種である希少な白小豆を使用したお汁粉も販売されています。菓寮のメニューでも大人気なのですが、お日保ちも長くご自宅で簡単にいただけるタイプもご用意されています。
今回はとらやさんの「白小倉汁粉」をご紹介。
約3か月以上お日保ちのするパウチタイプは、湯煎もしくはレンジ調理となります。今回は簡単に調理できるレンジ調理にてご紹介。まずは余熱しておいたオーブントースターへお餅を入れて約3分弱。その間にパウチのお汁粉を温めます。ま
さらさらとした水っぽい部分と濃厚な餡の部分が分離していますね。
私はオーブントースターへお餅を入れましたが、この段階でお餅も一緒に器に入れて加熱しても大丈夫と記されています。我が家の電子レンジでは、ラップをして500w80秒ほどでぼこぼこと音が継続的に聞こえてきたため取り出しかき混ぜます。この時液跳ねにご注意。温めたお餅を乗せて完成です。早い!
さらさらとしたお汁粉には、ふっくらと立派な白小豆が沢山!最中や羊羹にてつぶし餡やこし餡などでお目にかかることはあっても、ありのままの姿に出会えることはなかなかありません。
すっきりとしながらもやや複雑な香りの余韻を残した和三盆の甘味を舌で味わった後、しばらくすると奥からふわふわとこみ上げてくる柔らかく煮上げられた白小豆の豆らしい風味。素朴さと洗練された甘味のコントラストは見事ですね。
白玉よりもひとまわり大きめのお餅はもちもちとした適度な噛み応えが心地良く、噛むたびに旨味が滲みお汁粉の甘味と調和していきます。
小さ目のお餅なので、物足りないという方はご自身で足してみるのもよろしいかと思います。
スーパーやコンビニでも販売されている日持ちするタイプのお汁粉。ここはあえて、ちょっと良いものをご用意して、ここぞというときの自分へのご褒美にとっておくというのも、提案のひとつとさせていただきます。
<京都一条店・直営店>
公式サイト(外部リンク)
京都府京都市上京区烏丸通一条角広橋殿町41
075-441-3111
9時~18時
定休日 元日(不定休)