世界一美しいスープを知ってる?ビーツで作る夏にぴったりな東欧の冷製スープ【簡単レシピ】
どうも!スパイス料理研究家のこうしんりょーたろうです。
今回ご紹介するのは、ピンクが鮮やかな東欧の冷製スープ・シャルティバルシチェイのレシピです。シャルティバルシチェイは“冷たいボルシチ”という意味で、その鮮やかなピンク色から世界一美しいスープとして知られています。日本でこそまだあまり知られていませんが、リトアニアやポーランドなどでは夏の風物詩として愛されています。
さっぱりとしていて暑い時期にぴったり!現地では“飲むサラダ”とも呼ばれており栄養満点で夏バテ予防にも効果ありです。
では、作っていきましょう!
シャルティバルシチェイ
材料 3人分
・ビーツ 1個
・牛乳 250ml
・ヨーグルト 200g
・きゅうり 1/2本
・ゆで卵 1個
・塩 小さじ1/4
・ディル 適量
・ブラックペッパー お好みで
今回の「ちょい足し」スパイスは、ディルウィード。ディルウィードは、爽やかな甘い香りと柔らかい風味が特徴のハーブで、いわゆるディルの葉の部分です。フレッシュのディルウィードは刻んでサラダやスープ、ディップソースなどの香りづけによく使われます。また、「魚のハーブ」とも呼ばれ、油の多いサーモンとの相性は抜群です。スーパーや百貨店の野菜コーナーなどで購入することができます。
作り方
①ビーツの泥を落とし、30分程茹でる。(水煮のビーツを使用する場合はこの工程は不要)
②ビーツを千切りにする。きゅうりをさいの目切りにする。ディルを刻む。
③ボウルにヨーグルト、牛乳を入れて混ぜる。
④③にビーツ、きゅうり、塩を加え混ぜ、ラップで覆い冷蔵庫で30分以上冷やす。
⑤器に盛り付け、刻んだゆで卵、ディルをちらす。お好みでブラックペッパーをふりかける。
実食
ディルの香りが爽やかできりっと冷えたなめらかなスープがすーっと身体にしみ込んでいきます。火照った身体を冷ましてくれそうな清涼感があります。
酸味のあるスープにビーツの風味ときゅうりの食感がとても合います。ゆで卵もアクセントになっていて美味しいです。付け合わせにはじゃがいもが定番ですが、サンドイッチなどでもいいと思います。
本場ではケフィア(発酵乳の一種)を使用しますが、日本では売っているところが少ないので、今回は牛乳とヨーグルトで作るレシピになっております。ケフィアは酵母の独特の風味があるので、日本人にはこちらの方が美味しく感じるかも。
気温が上がってくるこれからの季節にぴったりの冷製スープ。ぜひ一度試してみてください!
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