夜中のギャン泣き!正解の対応方法は?
赤ちゃんが夜中に泣いて起きる「夜泣き」
この対応については、本当に多くのママ・パパが悩んでいます。
「これが正解」「これが間違い」と決まった答えは、実はないんです。しかし、避けた方がいい対応、これだけはやらないでおこう!と言えることはあります。今回は、夜泣きへの向き合い方についてお伝えしていきます。
これだけは避けたい対応その1:覚醒させる
赤ちゃんの夜中のギャン泣きは、睡眠サイクルが整っていないことが主な原因の一つと言われています。
多くの場合、赤ちゃんは寝ぼけた状態で泣いているため、泣いているものの実は起きていないことが…!
泣いているからと、電気をつけたり、リビングへ連れて行ったり…その対応で逆に起こしてしまい、さらなるギャン泣きを招いていることも多いんです。
むやみに起こすのは避けましょう。寝ぼけているだけの場合、何もせずに大人が寝たふりをしているだけで、数分で自然と寝入ってしまうことも多いものです。
どうしても、何もしないのが心配な場合は、背中を優しくトントンする程度にとどめることをおすすめします。
これだけは避けたい対応その2:新たな寝かしつけ習慣を作る
「夜泣きの度に抱っこで揺らす」などの特定の対応が習慣化してしまうと、赤ちゃんの中でそれが新たな寝かしつけの方法として定着します。すると、それがないと「してくれるまで寝ない」と言わんばかりに赤ちゃんが毎回泣き続け、ママ・パパにとって後々の負担となることもあります。
その時は確かにそれでしか寝てくれないかもしれませんが、長期的な視点で考えることが大切です。
トントンしても夜泣きがおさまらない時は、授乳するのもOKですが、1歳を過ぎた頃からは、夜中の授乳の代わりに麦茶を飲ませるなど、別の方法を少しずつ試してみることをおすすめします。
まとめ
どんな対応をしても泣き止まない場合は、自然に泣き止むのを待つという選択肢もあります。泣いている赤ちゃんを目の前に、何もせずに見守るだけというのは、親として辛い時間かもしれません。しかし、むやみに起こしてしまうと再び眠りにつくまでに時間がかかってしまうことが多いです。
危険がないことを確認しながら、焦らず見守ることが大切です。
睡眠時間やそのリズムは赤ちゃんによって大きく異なります。「こうでなければならない」と固定観念にとらわれすぎず、お子さんに合った睡眠や授乳のタイミングを見つけていってくださいね。