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自意識過剰の人は、メンタルをやられないためにも、メディアやSNSとの距離感は大切に…。

竹内成彦心理カウンセラー(公認心理師)

こんにちは。
精神医学と性格心理学に詳しい
心理カウンセラー(公認心理師)の竹内成彦です。

私は、自意識過剰の人は、メンタルをやられないためにも、
メディアやSNSとの距離感は、大切にされたほうがいい
と思います。

・自意識過剰とは、自分が他人からどう見られたり、どう思われたりしているかを過敏に気にしてしまうことを言います。
・メンタルとは、精神という意味です。
・メディアとは、情報やメッセージを伝達する手段や媒体、媒介するものを指す言葉です。新聞やテレビやラジオや雑誌もメディアですし、ユーチューブもメルマガも、手紙や電話もメディアです。
・SNSとは、ソーシャルネットワーキングサービス(Social Networking Service)の略で、インターネット上のコミュニティサイトのことです。SNSでは、ユーザーが情報発信できて、ユーザー同士でつながりを持つことが出来ます。ラインもフェイスブックもインスタグラムもエックスも、そのひとつです。

私(竹内成彦)は、自意識過剰のところがあるので、そんな自分を少々情けなく思いながら、メディアやSNSとは、意識して、適度に距離を置いています。

そんな自意識過剰の私は、自分が書いた本のレビューを、なるべく見ないように心掛けています。何故なら、本のレビューに批判めいたことが書かれてあると、私は大変に気分を凹ませ、仕事(心理臨床)に支障が出かねないからです。本当は、私自身、批判も自分の糧に出来るぐらい強い人間であればいいのですが、残念ながら、私の心は悲しいくらいへなちょこです。

ちなみに私は、本をアマゾンで20数冊(2024年9月末、現在)発売しています。← 紙の本から電子ブックまで、売れている本から売れてない本まで、評判の良い本から評判の良くない本まで、無料で読める本から2,000円を超える本まで、いろいろございます。

私(竹内成彦)は、購読者数が1万名弱のメルマガを書いていますし、チャンネル登録者数が3万名を超えるユーチューバーでもありますし、こうしてヤフーニュース記事を書いていたり、フェイスブックやXに写真や文章を投稿したりしているのですが、ときどき「あれは、僕のことを書いたのですか?」「あの文章は、私に当てつけで書いたのですか?」と問われることがあります。ええ、知っている人はもちろん、知らない人からも…です。私の文章は、誰が読んでも、「これって僕のことかな」「これって私のことかな」と思うよう工夫して書いているのですが、わざわざ私にメールで尋ねてくるのは、なんぼなんでも自意識過剰ではないかと思う次第です。私は、クラアントでもない人のことを考えて書いているなんてことは、まずありませんから、どうぞ安心してください。

自意識過剰も、あまりにも度が過ぎると、精神病である統合失調症に、非常によく似てきます。「この新聞記事の内容は僕のことを書いているに違いない」「今日もテレビで私の悪口を言っている」等々…。よって、自意識過剰の人は、メンタルをやられないためにも、メディアSNSとの距離感は、大切にされたほうがいいです。具体的には、「長時間、メディアやSNSには触れない」「記事の内容を、自分のことに違いないと思い込まない」「記事の内容を、心の中で何度も反芻しない」等々です。

自意識過剰ではない人でも、長時間に渡って、メディアやSNSに触れていると、精神状態が悪化する恐れが生じるので、どうぞ気をつけてくださいね。
ちなみに私は、スマホは、ほとんど使いません。パソコンは、モノを書いたりするために使っているだけで、熱心に見ることは少ないです。SNSも、ちょっとしか見てません。宜しければ、そんな私を、どうぞ参考にしてください。

今日も最後までお読みくださって、どうもありがとうございます。
心から感謝申し上げます。

      この記事を書いた人は、心理カウンセラー(公認心理師)の竹内成彦です。

心理カウンセラー(公認心理師)

1960年、愛知県名古屋市で生まれ育つ。1997年06月、地元愛知でプロのカウンセラーとして独立開業を果たす。カウンセリングルーム「心の相談室with」名古屋 の室長。臨床歴25年、臨床数15,000件を超える。講演・研修回数は800回、聴講者は10万人を超える。【上手に「自分の気持ち」を出す方法】など、電子書籍を含め、20数冊の本を出版している。カウンセリング講座などを開催し、カウンセラーを育てることにも精力を尽くしている。

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