【子育て】あなたは使ってない?!よく言うあの言葉も子どもへの”あいまいな言葉”!言い換え方もご紹介☆
こんにちは!さっこせんせいです☆
今回は子育てでよく使われがちな【あいまいな言葉】を紹介します!合わせて言い換え方もお伝えするので、あいまい言葉を使ってしまっている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね!!
▷子育ての”あいまい言葉”
①ちゃんとして!
これすごく使ってしまいますよね。言った親自身は「ちゃんとする」のイメージができたうえで子どもに伝えていますが、この言葉だけでは子どもはどうちゃんとすればいいのかがわかりません。どうしてほしいのか詳しく伝えることが大切です。
【例】
「グラグラしないで背中を伸ばして立っていてね」
「ご飯の時は椅子に座って食べるのよ」
②早くして!
親と子どもの思っている「早く」は違う場合があります。そもそも20年以上生きている大人と、まだ数年しか生きていない子どもとでは、時間の長さの感じ方に違いがあると言われています。
子どもにどのくらい急いでほしいのかを、明確に伝えることで、親が思っている通りに急いでくれるようになるかもしれません。
【例】
「時計の針が4になるまでに終わらせてね」
「ママが洗濯を干し終わるまでに片付けられるかな?」
③みんな〇〇だよ
着換えができない我が子に「みんな自分で着替えてるよ」と伝えたり、困らせる我が子に「みんなそんなことしないよ」と伝えたり、「みんな」ということばを使って子どもの行動を促したりしていませんか?
「みんな」と伝えてもどの子を指しているのか、子どもにはわかりません。そして周りと比べるような声かけは、子どもの自己肯定感を下げますから、その子自身と比べることを意識していきたいですね!そして「みんな」という言葉を出さなくとも、ママパパ自身がどう思っているのかを伝えるだけで、子どもの心に言葉が届くはずです。
【例】
「昨日は自分でお着換えできていたよね!
今日はどうかな?」
「〇〇がそうすると、ママは困っちゃうよ」
④いつも言ってるでしょう!
子どもは言われたことをすぐに忘れてしまいますから、何度も同じことで怒られますよね。それに失敗を繰り返してたくさんのことを覚えていくのが子どもです。この「いつも」という言葉も、子どもにとってはピンとこないあいまいな言葉になってしまうんです。
子どもには同じことでも根気強く繰り返し伝えていく必要があります。また、あまりにも同じことを繰り返す場合は、子ども自身にどうしたらいいのかを考えさせる方が、大人からの言葉よりも記憶に残りやすくなります!
【例】
「前に〇〇した時と同じだね。
どうしたらやめられるようになると思う?」
⑤ふつうはこうだよ
「ふつうは」というのは親の価値観の押し付けになってしまいます。「ふつう」と言われてしまうと、「自分はふつうじゃない」と否定的に受け取ってしまうことがあるため注意が必要です。「ふつうは」という言葉は使わずに子どもの意見を尊重したうえで、ママパパはどう思うのかを伝えることが大切です。
【例】
「〇〇はこうしたかったんだね。だけど、
ママはこういうふうに思うんだけどどうかな?」
考えてみると、日常の中には【あいまいな言葉】がたくさん溢れています。私自身も使ってしまうことがよくあります。【あいまいな言葉】を使ってはいけない!というワケではありません。
ただ、日ごろ使っている【あいまいな言葉】をわかりやすい言葉に言い換えるだけでも、子どもに伝わりやすくなり、ママパパの子育ての負担が少し軽くなるかもしれません!ぜひ試してみてくださいね☆
最後までお読みいただきありがとうございました!