カーテンレールはNG!室内干しでも臭わせない【洗剤を変える前に見直してほしい3つのこと】
部屋干しの悩みと言えば、生乾きのあの「ニオイ」。せっかく洗った洗濯物が臭うのはストレスですよね。でもこのニオイは、3つのことを見直すとで効果的に改善できるんです!
生乾き臭の原因は、モラクセラ菌
部屋干しだから洗濯物が臭うのではありません。菌が繁殖しているから臭うんです。
生乾き臭の予防には、菌を減らし・増やさないことが大切です。
梅雨前に必ず洗濯槽掃除を
洗濯物に残る菌を減らし、臭いを抑えるには、洗濯槽の黒カビを掃除するのが一番効果的です。
特に今は梅雨前なので、必ず洗濯槽の黒カビを掃除しておきましょう。
洗濯槽の掃除は「半年使った洗濯槽は黒カビだらけ!!洗濯研究家が洗濯槽掃除を徹底解説【黒ずみ・ニオイ対策】」をご覧ください。
柔軟剤でニオイの元は消せない
柔軟剤を使うと早く乾くため、菌の繁殖を予防できますが、生乾き臭の原因である雑菌そのものを減らすのは、洗剤の働きです。
部屋干しは香りが衣類に残りやすいので、必ず計量して規定量使用しましょう。部屋干しには、無香料の柔軟剤も◎
洗剤を変える前見直してほしい3つのこと
部屋干しの生乾き臭は当たり前ではありません。毎日の洗濯を少しだけ見直すと菌の繁殖を予防でき、部屋干し臭が軽減します。
見直し1.洗濯物の量
洗濯物の量が多すぎると、洗濯機で十分洗うことが出来ません。
洗濯は1回でまとめて終わらせたい家事ですが、「洗ったのに臭い」のでは洗った時間も水も洗剤もすべて無駄になってしまいます。
部屋干しをする時は、衣類量を減らし、こまめに洗濯するほうが、結果的に家事ストレスを減らすことができます。
見直し2.すすぎの回数
すすぎは、洋服から菌を洗い流すためにとても大切な工程です。
すすぎ1回でOKな洗剤が主流ですが、それを使っていてもすすぎ回数を増やすと衣類に残る汚れを大幅に減らし、臭いが改善します。
洗剤を変える前にまず、すすぎの設定を1回分増やしてみてください。
見直し3.干し方
洗濯で菌を減らした後は、その菌を増やさないように早く干しましょう。
洗濯物を洗濯槽に放置するのは絶対にNGです!洗濯後はすみやかに洗濯槽から取り出します。
洗濯物が早く乾く条件は湿度と風です。
衣類同士の間隔をこぶし1つ分空け、換気や除湿で湿度を下げ、風を当てながら乾かすと早く乾きます。
室内干しでおすすめの場所は?
カーテンレールに洗濯物を干すのは、やめましょう!窓辺は湿度が高く、カーテンには黒カビが生えていることも…。
部屋干しにおすすめの場所を2つ紹介します。
浴室
浴室には換気扇がついているので、洗濯物が乾きやすい場所です。
扇風機やサーキュレーターで、風を起こすとより効果的!
ただし、入浴直後の浴室は湿度と温度が高い状態なので、部屋干しは控えましょう。
部屋の真ん中
部屋に干す場合は、真ん中に干すのが◎
エアコンの除湿や扇風機やサーキュレーターを併用すると、より早く乾きます。
1人暮らしでいつも部屋干しをしているスタッフの洋服がいつも臭うと相談を受け、正しい洗濯法を伝授しました。
もっと詳しく知りたい方は、動画もご覧ください。
部屋干し臭は当たり前ではありません。洗濯の仕方を少し見直すだけで大きく改善するので、”清潔な洗濯”を意識してみましょう!
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