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【和歌山/串本】ロケットの打上げが見える”絶景スポット”橋杭岩の新名物!「ロケット饅頭」で盛り上げろ

旅人間はらぺこライター

はらぺこライターの旅人間です。今回は”ロケットのまち”和歌山県の串本町で見つけた”ロケットグルメ”を紹介しましょう。

2024年3月、串本町で民間ロケット・カイロス初号機が打上げられた。成功すれば民間単独としては国内初と注目されたが、飛行中断措置が行われ機体は爆発しミッションは成功しなかった。

老舗和菓子店の「ロケット饅頭」が話題!

次があるさ!それが町の声だ。

そして”ロケットのまち”は地域活性化に沸いている。その中でも「うすかわ饅頭 儀平 串本橋杭店」のロケット饅頭は注目したい。

同店は創業明治26年の老舗で”うすかわ饅頭”と言えば儀平と言われる有名店。

「甘くない饅頭があってもいいのではないか」と言う発想から生まれた”うすかわ饅頭”は従来の常識を破り話題になったという。

ロケット饅頭って?

製造部長の丸山さんに”ロケット饅頭”について聞くと「ロケットは偉大な挑戦、これまでになかった挑戦的な饅頭を作りたかった」と話す。

明治・大正・昭和の初期の頃、饅頭は甘いが当然とされた時代に「甘くない」に挑戦した儀平、そのチャレンジ精神は現在も受け継がれているようだ。

同店の店舗前には絶景スポット「橋杭岩(はしぐいいわ)」が並んでいる。

正式名は「ロケット饅頭 そらのかけはし」。パッケージにはロケットと橋杭岩が描かれ、お土産にも最適である。

3箱並べると橋杭岩は連なる。

”こだわり”は他にもある。下箱の内側は宇宙が描かれ雲の形に、その上を飛ぶようにロケット型の饅頭は上向きで入れられているそうだ。

饅頭にアイス棒!? なぜ…?

パッと見て「あれ?」って思うのは、饅頭にアイス棒が刺さっている点だ。「”アイスの棒”は火を噴きながら飛ぶロケットに見立てた」と丸山さん。なるほど面白い発想だ。

袋を開けると、全体をホワイトチョコで覆った洋風な饅頭が顔を出す。中身は黄身餡とチョコレート生地である。

甘さは控えめ。さらに棒があると持ちやすくて食べやすい。そこで”ロケット饅頭”を手に持ち、橋杭岩を背景に写真を撮ってみた!

ロケット射場(スペースポート紀伊)は橋杭岩の向こうにある。ロケットが打上がれば、このようなイメージだろうか…。

写真映えするし、気分も盛り上がる♪

老舗の和菓子店が新たな挑戦で作った”ロケット饅頭”は味もデザインも心を揺さぶる。南紀串本に来たら絶対におすすめの一品だ。

<追記>
スペースワン株式会社は2024年12月14日(土)にカイロスロケット 2 号機の打上げ予定と発表した。(2024.10.09)
カイロスロケット 2 号機に関する新着情報(外部リンク)

うすかわ饅頭 儀平 串本橋杭店
住所:和歌山県東牟婁郡串本町くじ野川1489-2
電話番号:0735-62-5075
営業時間:8:00~17:00
定休日:なし
公式ホームページ(外部リンク)
公式nstagram(外部リンク)
地図(外部リンク)

取材協力:うすかわ饅頭 儀平

はらぺこライター

旅行好きのライター。各地に伝わる伝説や民話、古くから地元で大切にされているモノを親しみやすく紹介したい|地元で人気の食堂やレトロな喫茶店巡り|”思わずクスッと笑ってしまうような”珍スポット探し|目標は個性的でヘンテコな旅本の出版|フォローして頂けたら嬉しいです。

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