金運UPパワースポット岐阜「金神社」は月末の最終の金曜は”月に一日だけの特別な金の日”となる
はらぺこライターの旅人間です。今回は岐阜市にある金運UPのパワースポットについて。財運に恵まれたい!そんな方におすすめ情報です。
ここは岐阜市にある「金神社」という。読み方は金で”こがね”だ。ネーミングから特別な何かを感じます。
神社に到着すれば目の前には幸福を招く「こがね大鳥居」が目を引く。
金色の鳥居といえば、京都市中京区の「御金神社」が有名だが、当神社の鳥居は見上げるほど大きい。高さ8m、幅8mの大きさである。
太陽の光に照らされ黄金色輝く鳥居、その下を通り抜けるだけで財運に恵まれそうな心地になり心が躍る。
どうして金色の鳥居なの?
ところで、どうして鳥居は金色に?金神社の宮司、本郷さんに話を聞いてみた。
すると、もともと鳥居は焦げ茶色の鳥居だったが、錆が目立ち始めたので2015年の塗り替え工事で金色にしたという。「金神社」の名にふさわしく、金色の鳥居に塗り替えられたのだ。
それが話題になり、メディアにも多く取り上げられたという。
神社の名前の「金」にはどんな意味が?
続いて「金神社」の”金”の由来についても聞いてみた。宮司曰く「古い書物に”金(こがね)”とか書かれているが、名称の理由まではハッキリしていない」と話す。一つの推測として、金神社には飛び地に「黒岩神社」がある。その地名は”金津”、津と言えば港を意味し、船着き場があったのではないか?と。
その昔、川の船着き場が一つの拠点として、金が流通していたのか?もしくは稲とか材木の流通が金と関わったのか?正確には分からないが、これらが名前の由来に関係してるのかもしれないと…。
そう言えば、JR岐阜駅の前には黄金の信長像が立っている。
また信長の居城とされる岐阜城も「金華山」と屋ばれる山頂にある。なんだか岐阜は”金”と関係が深い。ちなみに、金華山の由来に関しては諸説あるが、ツブラジイ(ブナ科の常緑樹)が密集し、5月頃には山が金色に染まるからだといわれているそうな。金と岐阜の関係、とっても興味深い。
金神社に参拝
金神社は古くから金運、財運に利益があるとされている。
その由緒については、伊奈波神社に伝わる縁起あるという。朝廷の詔を受け奥州を平定した五十瓊敷入彦命(いにしきいりひこのみこと)は、成功を妬んだ者の企てによって朝敵とされこの地で討滅されてしまう…。
夫の死を聞いた渟熨斗姫命(ぬのしひめのみこと)は深い悲しみの中、この地を訪れ、夫の御霊を慰めつつ生涯を終えたそうな。
その際、私財を投じて町の発展に寄与したことから、後に「財をもたらす神」として祀られるようになり、金大神と称され祀られたのだとか。
本殿の脇にかかっている絵馬には金色の鳥居が…。
御守りも金色の鳥居。
更に、黄金色の「金守」は金運のご利益が高いと評判だ。
月末の最終の金曜は”月に一日だけの特別な金の日?
注目すべきは「金の御朱印」だろう。
毎月最終金曜日、「月に一日だけの特別な金(こがね)の日」として、御朱印を普段黒字が金(こがね)色字になるという。
この「金の御朱印」は大好評で朝から行列が出来るほどだとか。この御朱印も「こがね大鳥居」の話題性がキッカケで誕生したんだとか。
「鳥居を金色に変え、色々と急転したんですね」と言えば、宮司は「神社に足を運んでいただけるのが何よりもありがたい」 と穏やかな笑顔で答えてくれた。突然の訪問で質問の嵐にも関わらず終始親切な対応だった。
古くから金運、財運に利益がある神社、”金”の魅力に益々多くの人が集まっているように見えるが、実際にはそんな表面的な理由ではないはずだ。
見渡せば境内はとってもキレイに清掃されている。ここには良い空気が流れている。金運の神様はキレイ好きと聞いた事があるが、なるほど納得だ。
金神社(こがねじんじゃ)
住所:岐阜市金町5-3
電話番号:058-262-1316
公式ホームページ(外部リンク)
地図(外部リンク)
取材協力:金神社