はらぺこライターの旅人間です。今回は和歌山県かつらぎ町から食レポです。奈良へと続く国道24号沿いには昭和の面影を残した店が多くある。

この界隈は洒落た店は少ないが、人情味がある店やレトロな雰囲気の店がチラホラ見つかる。そんな中で立ち寄ったのが「お食事処ひらく」と言う店だ。では、ゆる～い内容でお届けしよう。

ここは私が国道24号を走る度に気になっていた店でもある。見るからに素朴な食堂って雰囲気、昼時には広い駐車場が満車になることも多いよう。

外観も店内も庶民的、「好きなとこ座ってやぁ～」とお店のおばちゃん。メニューは定食から丼ものまで色々ある。

食堂に来ると、ついつい頼んでしまうのが「カツ丼」だ。

すると、おばちゃんが「茶粥食べれる？」と聞いてきた。「もちろん！」と答えたら「食べると口ん中、サッパリするで～」と茶粥を出してくれた。

へえ～和歌山ってこんなサービスあるんだ…。メチャクチャいいじゃないか。

そして、注文した「カツ丼」がやって来た。

この家庭的な感じがまた良い。茶粥を食べたからもあるが、けっこうボリューム感で、食べ終わる頃にはお腹がパンパンになる。

カツも厚みがあって、味付けはダシが染み染みで少し濃い目。

あぁ～うまい！

食べ終わる頃に常連さんがやって来た。「今日はウナギの気分や」と言いながらも、「川カニ入っとる？」という会話から「いつものにしようか？」迷っていると言い出した。

常連さんがいう「いつもの」が気になって耳を澄ました。すると「とんかつ定食」を注文した。なるほど！横目で見ると、確かにボリューム満点である。時々はカツ丼から定食に切り替えてみるのも悪くないのかも…。

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