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地味にワイルドだろ!? 日本一長い商店街に「隠れ家」のようなカレー屋がひっそりと営業している

旅人間はらぺこライター

はらぺこライターの旅人間です。今回は大阪市から食レポです。

大阪天満宮の門前町として発展した「天神橋筋商店街」は南北2.6 kmに伸びる日本一長いアーケード商店街といわれている。

そんな商店街を歩いていると、ポツンと置かれた案内板が目に入った。そこには「男の夢カレー」の文字。何だか気になって行ってみた。

案内によると2Fの右から3番目とあったが…。

カレー屋さんらしき看板がない。おっかしいなぁ~

って思ったら扉に「HOPE CURRY&bar(ホープカレー)」と小さく貼ってあった。それにしても、分かりずらい。

「なんて分かりにくい店なんだ」と突っ込みたくなる。

恐る恐る店中に入ると、そこはカウンターだけの小さな店。なるほど!ここは隠れ家的な店のようだ。

夜はバーで、ランチ時はカレー店をやっているのだとか。

店主に「どうしてカレーを?」とありふれた質問をしてみると、夜に営業しているバーで人気のカレーをランチで出してみたという。

そして「男の夢カレー」というネーミングが気になったことを話すと「肉たっぷり入ってるから男は肉好きでしょ」と。更に「牛肉も豚肉も鳥肉も入っている」と笑顔で答えてくれた。なるほど益々気になる。

メニューを見ると2種類のよう。

今回は「男の夢カレー」を注文してみた。

すると、目の前にやって来たのはキーマだぞ!?

あれれ、間違えて注文をしてしまったかな?って思ったら、これで正しいと店主。では「男の夢カレー」と「男のキーマ」は何が違うのか?

改めて聞けば、後者はかなりスパイスが効いているという。なんだか分かるようで分からないが、同店のカレーは基本的にこのスタイルが主流のようだ。

パッと見た感じでは分かりずらいが、カレーには黒毛和牛に国産手羽元、ドルチェポルコが贅沢に使われている。

ちなみに、ドルチェポルコとは、イタリアのクレモナ地方で伝統的な生ハムの原料として長く肥育される豚肉のこと。イタリア語でドルチェは「甘美な・優しい」、ポルコは豚という意味。一説によるとイタリア男性が女性を口説くように愛情を込めて育てられた豚肉とも言われているんだとか…。

確かに、納得の肉々しさがあって、後追いでスパイスの辛味がやって来る。これはクセになる味わいだ。うん!スプーンが進む、進む。

それにしても、この肉の旨みを感じるカレーは”男の味”と言われたらそんな気もするが、それ以上に店全体的に大雑把と言うか…。入口の目立たない雰囲気やネーミングの付け方など、褒め言葉として男っぽい印象だ。

何となくワイルドな店。いや「地味にワイルド」って言いたくなる。雰囲気そのものが男らしくサッパリして好印象。カウンター越し店主との会話も楽しめる。

この店は混み合う時間帯ではなく、バーで飲むような雰囲気で店主との会話と共にゆっくりカレーを味わうのがおすすめだろう。

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HOPE CURRY&bar(ホープカレー)
住所:大阪市北区天神橋2丁目1−18 シャトーN.T. 2F
営業期間:11:00~13:00(ランチ)
※20:00~24:00(バータイム)
定休日:未確定
公式instagram(外部リンク)
地図(外部リンク)

はらぺこライター

旅行好きのライター。各地に伝わる伝説や民話、古くから地元で大切にされているモノを親しみやすく紹介したい|地元で人気の食堂やレトロな喫茶店巡り|”思わずクスッと笑ってしまうような”珍スポット探し|目標は個性的でヘンテコな旅本の出版|フォローして頂けたら嬉しいです。

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