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火を使わない!切って混ぜるだけ!栄養満点で疲れた体をリカバリー♬ 「至極の絶品冷や汁」

「ご飯の支度がつらい!」そんな方に朗報です!!

こんにちは^^管理栄養士の関口絢子です。

毎日続く暑さと冷房で、体が重だるくなっていませんか? それでもキッチンに立つ頑張り屋の皆さんへ、今回は簡単なのに栄養満点!皆が喜ぶ「絶品!冷や汁」をご紹介します♬

冷や汁は宮崎県の郷土料理で、時間や食欲のない時に十分な栄養補給や体力回復のために伝承されてきたお料理です。ご飯にのせる材料は自由ですが、動物性と植物性のたんぱく質を一緒に摂るとより栄養バランスが良くなります。

また、きゅうりのシトルリンは血管を拡張し、血流を促します。さらに食欲や健胃作用も働きます。そしてニンニクの硫化アリルは食欲増進をはじめ、新陳代謝や疲労回復に役立ち血液サラサラ効果も発揮します。しらすのビタミンB 12は増血作用や細胞の生まれ変わりを促す作用、またEPAは免疫反応の調整や動脈硬化、高血圧の予防や改善の働きがあります。

また、ゴマのリグナンには疲れの原因でもある活性酸素を除去し、肝機能を改善する効果も期待できます。そして豆腐のサポニンは、抗酸化作用や免疫力アップ、血流改善・動脈硬化を予防します。これだけの栄養が詰まった「最強の冷や汁」で、疲れた体をリカバリーして下さいね^^

《体蘇る!冷や汁レシピ1人分》

材 料 一人分

・ごはん         1杯
・きゅうり        1/4本
・しらす         適量
・豆腐          小1/2パック
・長ネギ         5センチ      
・白すりごま       大さじ1
・大葉          3枚          

※分量は参考に、好みの量で調節して下さい。

〜 スープ 〜
・水            1カップ
・味噌           大さじ1.5
・出汁の粉         小さじ1
・おろしニンニク&生姜   各小さじ1

作り方

  1. スープの材料をあわせて冷蔵庫で冷やしておく。
  2. きゅうりを薄い輪切り、ネギはみじん切り、大葉はざく切りにしておく。
  3. ご飯の上に具材を自由にのせていく。
  4. 最後に冷やしておいたスープをかけて完成です!

ポイント

●ご飯にのせる材料は冷蔵庫の中からお好みで選んでみて下さい。

●ご飯には含まれていないアミノ酸が大豆製品には含まれているので、ご飯と大豆製品(今回は豆腐・味噌)を合わせるとより栄養バランスが良くなります。

レシピについて

切ってのせただけなのに、立派な一品料理になるから不思議です!しらすとお豆腐がご飯によく合います。そしてスープに入れたお味噌と生姜とニンニクがいい隠し味になっていて食が進みます!きゅうりの爽やかな風味やネギのシャキシャキ感もクセになりますね♬ また、簡単なアレンジとしてお酢をちょい足しすると爽やかな味変が楽しめます!食べてる間に体がシャキッとしてくる「至極の冷や汁」、簡単に済ませたいけど栄養はしっかり摂りたい・・・そんな時に是非、お試し下さい!

★動画では、レシピはもちろん栄養についても詳しくご紹介しています!

★ 美味しい!簡単!体に優しい!そんなレシピ動画を配信しています。是非フォロー&チェックしてみて下さいね♬ 

★管理栄養士/料理研究家:関口絢子のウェルネスキッチン(チャンネル登録者数43万人)

筆執/レシピ:管理栄養士 関口絢子

食べ物と栄養の知識が生きた、美と健康に関するお悩み解消レシピが人気。誰もが手に届く身近な食べ物を通じて世の中を明るく健康にしたいをモットーに、すぐに実践できるお役立ち情報を発信している。「春夏秋冬 疲れ取りごはん」KADOKAWA、その他多数。日本抗加齢医学会認定 抗加齢指導士、米国栄養カウンセラー

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