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【メモ帳】日付欄をインデックスページとして利用。ほぼ日Dayfreeをメモ帳として使うと便利だった件

舘神龍彦デジアナリスト・手帳評論家・歌手
ほぼ日Dayfree。月間予定欄以外は方眼のメモページ

手帳をメモ帳として使う

 ほぼ日Dayfreeをメモ帳として使う。今回はそういう話です。
 こんにちは。デジアナリスト・手帳評論家の舘神龍彦(たてがみたつひこ)です。
 手帳をメモ帳として使う。そう言われても、あまりピンとこない。そういう人がほとんどだと思います。
 手帳は予定を記入するもの。これは一種の先入観です。
 この先入観を取り払い、メモ帳として使う。
 やり方次第で簡単にできます。

ほぼ日Dayfreeについて

 本題に入る前に、ほぼ日Dayfreeについてかんたんに説明しておきましょう。これは、ほぼ日手帳オリジナルから、1日1ページ部分の日付をなくしたもの。つまり、月間ブロック+ノートページ(171ページ)という構成になっています。
 現在は、文庫版に加え、A5版もあるようです。

 特徴的なのが、このノートページに、ページ番号が入っていること。

ほぼ日Dayfreeのメモページ。ページの下端、左右にそれぞれページ番号がある
ほぼ日Dayfreeのメモページ。ページの下端、左右にそれぞれページ番号がある

 このことで、何ページに何を書いたのかを検索可能なんですね。もちろんそのためには目次が必要です。

 そして、今回はこのメモページを中心にした活用法です。

1ページまたは見開きを1テーマとする

見開きに1つのテーマを設定して利用した例。これは雑多なメモだが、アイデアメモや感情のメモなど使い方はいろいろだ
見開きに1つのテーマを設定して利用した例。これは雑多なメモだが、アイデアメモや感情のメモなど使い方はいろいろだ

 今回の例に限らないですが、メモ帳を使うときに押さえたいポイントがあります。

 それが、見開き(または1ページ)を1テーマ1単位とすること。

 ノートもメモ帳も、ともすればページを時系列的に使うものだと思われているふしがあります。これは、学生時代の板書の習慣が染みついているからでしょう。

 なので、これを変えます。1ページまたは見開きを1つの面として捉えます。

 見開きと見開きは構造としては連続しています。これをそれぞれが独立したものとして捉えます。

 そして見開きごとに日付を入れテーマを設定してメモをするわけです。

 たとえば、「アイデア」の見開きにはアイデアのみを記入する。その面が終わったら別のページを「アイデア」の記録用として確保して記入していく。こういうやり方ですね。

月間ページをインデックスにする

月間ページをインデックスにした例。見開きの左端に見直したいテーマを書いておくのも良いアイデア
月間ページをインデックスにした例。見開きの左端に見直したいテーマを書いておくのも良いアイデア

 メモ帳の1つの見開きごとに区別して使い、またページ番号を振るこの方法には目次(インデックス)が不可欠です。目次がある事で、メモが引けるようになるからです。

 そしてこのほぼ日Dayfreeでは、ちょうど月間ページがあるんですね。ここを目次として使います。こんな感じです。日付ごとに何ページになにをメモしたのかを記入するわけですね。

 で、実際のメモはこんな感じです。このページでは大したことは書いていないです。

 ともあれ、月間ページに、何ページに何を書いたのかが記入してある。そのことで、あとから見直すのがかんたんになるわけです。また、この月間のページだけ見れば、いつどんなことを書いたのかがだいたいわかります。

 それと、左ページの端には、見直したいテーマが何ページにあるのかをかいておくのもいいですね。

 というわけで、今回は、ほぼ日Dayfreeをメモ帳として使う方法の解説でした。

 この方法は、たとえば、ロルバーンなどの月間+メモページの構成の手帳にも応用できます。ポイントは、ページ番号を逐一振ることですね。そして月間ページを目次として活用することです。
2024/04/08追記
 スマホとメモ帳を併用するメリットについてはこのnoteでも紹介しています。是非ご覧ください。

デジアナリスト・手帳評論家・歌手

デジアナリスト・手帳評論家・歌手。著書『手帳と日本人』(NHK出版新書)は週刊誌の書評欄総ナメ。日経新聞「あとがきのあと」登場ほか大学受験の問題に2回出題。『凄いiPhone手帳術』(えい出版社)『システム手帳新入門!』(岩波書店)等著書多数。「マツコの知らない世界」(TBSテレビ)「HelloWorld」(J-WAVE)はじめテレビ・ラジオ出演多数。講演等も。手帳ユーザーを集めた「手帳オフ」を2007年から開催する等トレンドセッター的存在。手帳活用の基本をまとめた「手帳音頭」をYouTubeで公開中。認知症対策プロダクト「おぼえている手帳」は経産省オレンジイノベーションプロジェクト事業採択。

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