ハズレのデラウェアを買わない選び方「たった3つのコツ」を八百屋が伝授
こんにちは、八百屋歴10年の青髪のテツです。
夏になり暑い日が続いていますね。この時期は、夏の果物が旬を迎えて美味しくなってくる時期です。メロン、スイカ、ぶどう、桃などみなさんはこの時期どの果物をよく食べますか?
これからの時期、大人気の果物といえば「ぶどう」です。お客様に話を聞いてみても、ぶどうが嫌いという話はあまり聞いたことがありません。今の時期だと、まだピオーネやシャインマスカットは値段が高いですが、デラウェアは比較的お買い得に購入できます。
ただ、デラウェアって酸っぱかったり、パックを開けてみると傷んでいたりと当たり外れが多い果物なんです。
そこで今回は「新鮮でおいしいデラウェアの選び方」を紹介します。
新鮮でおいしいデラウェアの選び方
新鮮で味の良いデラウェアの選び方を紹介します。
皮にハリがあるデラウェアを選ぶ
新鮮なデラウェアを選ぶなら、最初に皮の状態に注目しましょう。
皮にシワが出てきているデラウェアは鮮度が落ちているので避けた方が良いです。というのも80%以上水分で構成されているデラウェアは鮮度が落ちてくると、水分が抜けて皮のハリがなくなり、しわがでてくるんです。
そのようなデラウェアはおつとめ品ならまだしも、正規の価格で購入するのは避けた方が良いでしょう。
軸が緑色のデラウェアを選ぶ
次にデラウェアの軸の色を確認しましょう。
私もお店で働いている時にぶどうの鮮度チェックをするときは、まず軸の色をみます。
収穫したての新鮮なデラウェアの軸は緑色をしていますが、鮮度が落ちてくると茶色く枯れて徐々に黒ずんでいくんです。
軸が変色したぶどうは私のお店では値下げして販売していますが、普通に定価で販売しているお店もあります。
軸が枯れているだけのデラウェアは食味はそこまで変わりませんが、鮮度が落ちて傷みやすくなっているので、定価で買うのは避けた方が良いでしょう。
実が密集していて皮に白い粉が付いているデラウェアを選ぶ
デラウェアの皮の表面には、白い粉がついています。
よく農薬や化学肥料と勘違いされて消費者の方に避けられがちなのですが、この白い粉は、ブルームと呼ばれるデラウェア自身から出てくる天然成分なんです。
農家さんはこのブルームがとれないよう慎重に収穫作業をしますが、それを農薬と間違われて避けられているとなると悲しいですよね。
ブルームがびっしりとついているデラウェアは鮮度が良いことの証なので、白い粉がしっかりついている個体を見かけたら心の中でガッツポーズをしてカゴの中に入れましょう。
その際に念の為、パックの底もチェックしておきましょう。上から見て綺麗なデラウェアも。底側の実は潰れて汁が出ていることが時々あります。
底が綺麗で下画像のような脱硫がないものがベストです。
新鮮でおいしいデラウェアの選び方まとめ
今回は「新鮮でおいしいデラウェアの選び方」を紹介しました。
ぜひ今回紹介した方法を使って、これからが旬のデラウェアをたくさん食べて頂けると嬉しいです。
他にも「【鍋不要】とうもろこしを最も簡単に調理する裏技」や「夏でもバナナが1ヶ月長持ちする保存の裏技」という記事も書いているので、気になる方は読んでみてくださいね。