これが話題の豚骨カプチーノ。博多ラーメンに旋風を巻き起こし、さらに進化を続ける博多一双を巡ってみた。
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山田兄弟の豚骨カプチーノ
「博多一双」という名前は、福岡以外の方も聞いたことある名前ではなかろうか。豚骨カプチーノと呼ばれる泡立つ濃厚豚骨スープ。店の周りには豚骨の香りが漂い、その香りに惹きつけられるかのごとく、日々大行列のお店。2012年に開業後、あれよあれよという間にスターダムを駆け上がり、創業者の山田兄弟といえば福岡では芸能人。雑誌などのメディアでも活躍する職人でもありクリエイターでもある。そんな博多の有名店の3店舗を巡ってみた。
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博多駅東本店
博多駅東本店博多駅筑紫口を出て徒歩数分。路地の一角に構えるお店が創業本店。当方がこのお店に出会ったのが約10年前。まだこのお店だけで営業していたころ。豚骨の香りに誘われてお店に入った記憶がある。今はこの路地の奥の交差点まで行列ができる。年明けの初売りの時には開店前から200人が並ぶのだとか。やはり本店の人気は高い。
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そんなに広くはないスペースながら、テーブル席とカウンター席をうまく配置。回転率も良いお店。ガラス張りのお店は開放感もある。
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これが豚骨カプチーノ。この泡立つ豚骨スープはもはや芸術。ネギとキクラゲとチャーシューに海苔が一枚。綺麗なトッピングも美しい。
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呼び戻し製法の一種ともいえる製法だが、国産の豚だけを使い3つの寸胴で炊き上げる。3種の独特の製法で炊き上げたスープをブレンドしているのが博多一双の真骨頂。濃度が高めのスープながら、まろやかでクリーミィ。不思議と重くなく後味もスッキリ。
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麺は、製麺屋慶史の中細ストレート。この濃厚スープにあわせた特注麵。スープを持ち上げ麺のコシが味わい良い仕上がり。
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卓上には辛子高菜としょうが。そして、にんにくはおろしではなく丸ごとおいてあるのが良し。その場ですりおろすからこそ、にんにくの風味がある。
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博多一双 博多駅東本店
住所:福岡県福岡市博多区博多駅東3 - 1 - 6
営業時間:11:00 - 24:00(※スープ売り切れ次第終了)
定休日:不定休
駐車場:近隣有料
中州店
本店の次に展開した中州店。中州の繁華街のど真ん中に位置する、それこそ深夜に賑わう人気店。飲んだ〆に訪れるのはもちろんのこと、この中州のラーメン激戦区で、深夜に行列ができるお店。
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カウンター席が背中合わせに配置され、このようにズラリと並んでお客さんいっぱい。こちらも待ちは覚悟のうえで訪問ですね。
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泡立つカプチーノはもちろん健在。飲んだあとにいただく濃厚豚骨も病みつきになる美味しさ。
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忘れてはならないのが辛子高菜。これが辛くて味わい良く美味い。まろやかなスープに刺激を与え、〆の味わいには最高。
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博多一双 中州店
住所:福岡県福岡市博多区中洲2 - 6 - 6
営業時間:19:00 - 04:30(※スープ売り切れ次第終了)
定休日:不定休
駐車場:近隣有料
祇園店
一双の中で一番新しい祇園店。とはいえもう何年なるだろうか。駅東本店が行列だから穴場だったのも一昔前。やはり開店前から日々行列はこちらも変わらず。博多警察署の向かいの通りで、博多駅からも徒歩圏内。3店舗とも博多の中心地のアクセス抜群の場所に立地する。
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やはり素晴らしいビジュアル。見た目もだけれど、豚骨の香り良いのもまた美味しい。
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豚骨が凝縮された味わいもながら、カエシも程よく広がり醤油ダレにもこだわりを。
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濃度が高いのにまろやかで後味スッキリ。そして麺がしっかりとスープと嚙み合って美味しい。このバランスが人気の秘訣なんでしょうね。
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この祇園店でも印象的だったけれど、店員さんの接客が素晴らしい。心地よいトーンで挨拶してくれて、気持ちよくいただける。細かいところにも気配りできるのも名店の条件ですね。
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博多一双 祇園店
住所:福岡県福岡市博多区祇園町3-2
営業時間:11:00 - 24:00(※スープ売り切れ次第終了)
定休日:不定休
駐車場:近隣有料