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身近な場所で簡単に採れる美味しい山菜イタドリの茎で作る季節感あふれる料理

健啖隊ブラックバスを釣って食う の草分け系YouTuber

イタドリとは

イタドリは草丈1メートル前後にまで成長する比較的大型のタデ科の多年草です。

道端や河川敷、土手などで普通に見ることが出来るごく一般的な雑草あり、ほぼ日本全土に於いて自生しています。

大型の雑草イタドリは道端など至る所で見ることが出来る
大型の雑草イタドリは道端など至る所で見ることが出来る

春の芽吹きの時の新芽や茎は山菜として古くから日本各地で利用されて来ました。

そのような経緯からスカンポ、イタンポ、ドングイ、スッポン、など地方ごとに様々な別名が存在します。

成長して間もない茎は山菜として食べる事が出来る
成長して間もない茎は山菜として食べる事が出来る

若い茎は皮を剥いて生のままでも食べることは出来ますが、酸味が強く、またこの酸味はシュウ酸由来のものであり、食べ過ぎは良くありません。

イタドリを採る

山菜として利用するならなるべく太い茎を選んで採ります。

成長して間もない若い茎は太くてもナイフなどで簡単に切り取ることが出来ます。

成長してからかなりの日にちが経った茎は硬くなっていて例えナイフを使っても容易には切れません。

このような硬くなった茎は食用には向きません。

力を入れなくとも簡単に切れるような柔らかな茎を選んで採取します。

なるべく太くて若い茎を選んで採取する
なるべく太くて若い茎を選んで採取する

葉の部分は使いませんので茎だけを持ち帰ります。

使うのは茎の部分だけ
使うのは茎の部分だけ

採ったイタドリを調理する

イタドリの茎を持ち帰ったら温水で洗ってから皮を剥きます。

手が入れられる程度の温度の湯につけて茎を温めるながら軽く洗いましょう。

汚れ取りと茎を温めるのを兼ねて温水で洗う
汚れ取りと茎を温めるのを兼ねて温水で洗う

温水で洗うことで茎が温められます。

イタドリの皮は温めると簡単に剥くことが出来ます。

温めたイタドリの皮は手で簡単に剥ける
温めたイタドリの皮は手で簡単に剥ける

皮が剥けたら切り揃えてから適当な容器に入れます。

皮を剥いたら適当な容器に切り揃えて入れる
皮を剥いたら適当な容器に切り揃えて入れる

まず皮を剥いた茎を1列入れたら塩を振り掛けます。

そして、また1列入れて塩を振り掛ける、これを繰り返していきます。

皮を剥いた茎を塩漬けにする
皮を剥いた茎を塩漬けにする

全ての茎を入れ終えたら上に水を入れたビニル袋を置いて重しをします。

水を入れたビニル袋で重しをする
水を入れたビニル袋で重しをする

3時間ほどそのままにしておくと茎からかなりの量の水分が出てきます。

3時間ほどで茎から水分が出てくる
3時間ほどで茎から水分が出てくる

出てきた水分を捨てます。

出てきた水分を捨てる
出てきた水分を捨てる

水分を捨てたら更に塩を振り掛けてから重しをして24時間そのままにしておきます。

追加の塩を振ってから重しをして24時間おいておく
追加の塩を振ってから重しをして24時間おいておく

24時間後には若干の水分が出ているはずです。

この水分を手で絞って取り去ります。

手で絞って水分を取り除く
手で絞って水分を取り除く

このように塩で処理することによりイタドリの茎のシャキシャキした食感はそのままに、含まれるシュウ酸だけを取り除くことが出来ます。

但し、この状態のままでは物凄く塩辛いので食材として使う時は水に晒して塩抜きをしてから使います。

直ぐに使わないなら、更に塩を加えてからビニル袋に入れて密封すれば冷暗所で1年間は保存できます。

更に塩をまぶしてから密封すれば冷暗所で1年間は保存可能
更に塩をまぶしてから密封すれば冷暗所で1年間は保存可能

使う時は水に晒して塩抜きをしてから使います。

丸のまま水に入れて塩抜きしても良いのですが、予め使う料理の大きさに切ってから塩抜きする方が塩が早く抜けます。

食材として使う時は塩抜きをする
食材として使う時は塩抜きをする

時おり水を換えながら24時間ほど塩抜きします。

水を換えながら24時間ほど塩抜きする
水を換えながら24時間ほど塩抜きする

塩抜きが終わったら20秒ほど熱湯に浸けます。

熱湯に長く浸け過ぎるとシャキシャキした食感が損なわれてしまいます。

ザルに入れたまま熱湯に浸けると熱湯から出す時が楽になり都合が良いです。

20秒ほど熱湯に浸ける
20秒ほど熱湯に浸ける

粗熱が取れたらお好みのドレッシングを掛けて頂きます。

梅肉系やマヨネーズ系、味噌系などがお薦めです。

お好みのドレッシングを掛けて食べる
お好みのドレッシングを掛けて食べる

今回はイタドリの茎の素の味わいを楽しめる比較的シンプルな料理を紹介しましたが、この他にも塩抜きが終わった物を豚肉と炒めたりしても美味しく食べる事ができます。

季節感あふれるイタドリの茎を使った料理
季節感あふれるイタドリの茎を使った料理

イタドリの茎は下処理に若干の手間が掛かりますが、今回のように塩で下処理する事により、含まれるシュウ酸を取り除く事が出来ると共に保存性が良くなります。

今回のように塩で処理したイタドリの茎は冷蔵庫に入れなくとも常温の冷暗所で保存できます。

今の季節、イタドリは至る所に生えていますので、試しに少量でも作ってみたら宜しいかと思います。

季節感を味わえること請け合いです。

最後までご覧頂きありがとうどざいます!!

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ブラックバスを釣って食う の草分け系YouTuber

「身近な場所でアウトドア・レジャーを満喫」が健啖隊のメインテーマ。ここでは様々なアウトドアシーンで知っていると役に立つ知識や情報を紹介します。特に魚釣りと釣った魚の調理・山野草・キノコは得意分野です。健啖隊の動画チャンネルでは釣ったブラックバスを料理して食べる動画はギネス級にたくさん公開しています。紹介した料理の数も一般的なソテーやフライから刺身やクサヤ干物まで汎ゆる料理を網羅しています。一度、健啖隊の動画チャンネルをご覧になれば必ずやビックリすると思います。尚、ブラックバスをどう捌けば美味しく食べられるかの要点は健啖隊が実践して見出した方法がウィキペディアでも掲載される程に認知されています。

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