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サラリーマンは社畜なんかじゃない。私はサラリーマンのことを心の底から尊敬しています。

竹内成彦心理カウンセラー(公認心理師)

こんにちは。
精神医学と性格心理学に詳しい
心理カウンセラー(公認心理師)の竹内成彦です。

私は、月に2回程度、列車に乗って、お気に入りのスーパー銭湯へ出かけます。たいてい朝早く行きます。朝風呂は、タオルのレンタル料が無料ですし、朝9時までやっているモーニングが超絶美味いからです。←私は馬鹿舌です。どうぞ真剣に捉えないでやってくださいね。

朝早く列車に乗ると、通勤途中のサラリーマンに囲まれる格好になります。朝からギュウギュウ、車内は凄いストレスです。こんなんじゃあ、会社に着いた頃には、ヘロヘロになっているのではないかと、私は心配になります。
と同時に、皆さん「今から仕事だぞ!」というときに、私だけ「朝風呂に入りに行こう!」としていることに、大変に申し訳なさを感じています。

私は、正直、サラリーマンのことを心の底から尊敬しています。
今の日本を支えているのは、サラリーマンたちではないかと思っています。

私は、30代前半のときに、「自分は、サラリーマンには向いてないなあ」と、しみじみ思いました。そして、そこから一念発起して、準備して、30代の後半から、心理カウンセラーとして独立開業の道を歩み始めた…というわけです。

開業して、直ぐに売れるカウンセラーになったわけではありません。直ぐに食えるようになったわけでもありません。貯金を食いつぶしながら、「石の上にも三年」を通り越し、4年目になってようやく貯金が減らなくなった…という感じです。

けれど、上記の4年間で、サラリーマンを辞めたことを後悔したことは、1度もありません。女房や2人の子どもには、いろいろ苦労をさせたことはあったかと思いますが、「私にはサラリーマンは続けられない」と悟っていたので、サラリーマンに舞い戻ろうと思ったことは1度もないです。

そして、「カウンセラーは儲からないから、別の道へ進もう」と思ったこともないです。私には、出来ることが他になかったからです。「これしかない。心理カウンセラーしかない」と思って、必死にやり続けただけです。←こう言うと、何だかカッコ良く聞こえるかもしれませんが、何もカッコ良くありません。本当のこと、ただの事実です。←高倉健さんが「不器用ですから」と言えばカッコいいですが、私が「不器用ですから」と言えば、「そうだね」と一笑されるだけです。

世の中には、サラリーマンのことを社畜という人がいますが、私は誠にけしからん言葉だなぁと思います。私は、サラリーマンを続けられなかった。だから私は、自営業者になっただけであり、偉くも立派でも何でもないです。←自営業者の人でも、偉い人や立派な人はいます。私は、そういう人のことも尊敬しています。

世の中には「好きなことをして生きていこうぜ!」等という人が、まま大勢いるのですが、私はそうは思いません。サラリーマンを続けることが出来る人は、サラリーマンを続けていったほうがいいと思います。←何と言っても、自営業者よりは安定していますからね。好きなことは、趣味や副業でやったらいいと思います。

内容もさほどないのに、思いの他、長くなってしまいましたが、サラリーマンの方は、どうぞ胸を張って生きていってください。私のように、サラリーマンを続けてらっしゃる人のことを尊敬している人がいるということを、どうぞ忘れないでください。

今日も最後までお読みくださって、どうもありがとうございます。
心から感謝申し上げます。

      この記事を書いた人は、心理カウンセラー(公認心理師)の竹内成彦です。

心理カウンセラー(公認心理師)

1960年、愛知県名古屋市で生まれ育つ。1997年06月、地元愛知でプロのカウンセラーとして独立開業を果たす。カウンセリングルーム「心の相談室with」名古屋 の室長。臨床歴25年、臨床数15,000件を超える。講演・研修回数は800回、聴講者は10万人を超える。【上手に「自分の気持ち」を出す方法】など、電子書籍を含め、20数冊の本を出版している。カウンセリング講座などを開催し、カウンセラーを育てることにも精力を尽くしている。

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