【防災】今すぐ確認したい!災害時に危険なNG収納
2024年4月17日23時14分ごろ、豊後水道を震源とした地震が発生しました。
筆者は年始に能登半島地震を経験し、避難時にようやく防災の必要性を実感しました。
今回は災害時に身の安全を守るために、是非確認しておきたいNG収納を紹介します。
1.ものが避難動線を塞いでいる
津波をともなう震災を経験した人のお話しを聞くと、津波は到達までのスピードが速く、いち早く避難することが、命を守ることに直結したそうです。
廊下や階段など、出口に繋がる通路を避難動線といいます。
この動線にあたる部分にものがあると、避難を妨げてしまい危険度が上がります。
いざという時、スムーズに避難できるように、避難動線には極力余計なものを置かないようにしましょう。
筆者の場合
筆者の自宅は廊下がない間取りになっています。
キッチンのすぐ隣が玄関になっているので、キッチンの床には極力ものを置かないようにしています。
2.高い位置の収納にものを詰め込んでいる
吊戸棚のように高い位置にある収納に重箱や食器など収納していると、災害時に怪我などの二次災害に繋がり危険です。
落下の危険性があるものは、低い場所への移動を検討しましょう。
吊り戸棚だけでなく、天袋やシュークローゼットの上段など、頭上より高い位置の収納を確認しましょう。
3.キッチンの壁面を使った「吊り下げ収納」
キッチンは吊戸棚だけでなく、壁面収納も注意したい場所です。
壁面を使った収納は、SNSなどでよく見かける収納方法です。
けれども、壁面にフライパンなど重たいものを吊るしたり、刃物をむき出しで収納するのは危険です。
調理中に地震が発生した場合は、包丁が落下して怪我をしたり、鍋がおちて火災に繋がったり、二次災害に繋がる可能性があります。
刃物や鍋類は引き出しやシンク下など、出来るだけ安全な場所に収納しましょう。
筆者の場合
鍋類はシンク下に収納しています。
換気扇周り
換気扇周りも、収納に使われることが多いです。
けれども壁面同様、フライパンはもちろん軽いキッチンツールであっても、落下が怪我などの原因になる可能性もあります。
引き出しに入れるなど、別の収納方法にするのがお勧めです。
4.家具の固定
地震の際に家具が転倒すると怪我の恐れがあるため、未然に対策をしておくことが大切です。
東京消防庁の移動防止対策ハンドブックによると近年発生した地震では、家具の転倒や移動による負傷者が30~50%でした。
また、負傷以外でも、家具の転倒によってストーブのスイッチが押されてたことで火災が起きたり、避難経路を塞いで閉じ込められたりなどの二次被害が発生する恐れもあります。このような二次被害から身を守るためにも、家具の転倒防止対策ができているか確認しましょう。
防災意識が高いうちにすぐ確認!
あとでやろうと思っていると、何もしないままになってしまいます。
いざという時への備えは大事です。
今一度、我が家の安全を確認してみましょう。
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