【収納のプロ流小技】今すぐできる!ラクしてキレイの秘訣は「棚板の間隔」にあり
収納する場所が決まっているハズなのに、片付けが面倒で結局出しっぱなしになっているモノにお心当たりはありませんか?実はそれ、そもそもの収納法が合っていないのが原因なんです。
ということで今回は、収納グッズの買い足しなしで今スグできる!収納のプロが実践する小技、「棚板の間隔」の使い分けを紹介します。
使いにくい戸棚をチェックして!棚板は減らすのもアリ
扉付き収納は、中身が見えることがない分、部屋がスッキリと片付いて見えるのが最大の魅力ですよね。ただ、一歩間違えると片付けまでの工程数が増え、ハードルの高い収納法になりかねません。
例えば、戸棚の中に引き出すタイプのトレーを使って、カトラリーを収納したとします。その場合、カトラリーを片付けるには、①扉を開く、②ケースを引き出す、③カトラリーを収納する、④ケースを戻す、⑤扉を閉めるの5工程が必要になります。
文字にすると分かるように、カトラリーひとつ片付けるのに意外にも多くのアクションが必要になってきます。
そこでプロの小技!よく使うアイテムを収納する場合は棚板の間隔を広めに取って、少ないアクションで取り出す戻すを意識することが大切です。
収納しているモノがしっかりと確認でき、手がスムーズに入る高さに棚板の間隔を調整してみると、①扉を開ける、②モノを戻す、③扉を閉めるのわずか3工程で片付けが完了します。
先ほどの例に挙げたカトラリー収納と比較すると、アクションが2つも減った計算になります。やったことはただひとつ!棚板の間隔の調整です。特別な道具も新しい収納グッズの買い足しも不要で、今スグできる小技。
片付けが面倒でモノが溢れ出している場合は、試してみる価値アリですよ!
扉なし!中身を見せたくないなら間隔を狭める
扉のないオープン棚は、生活感の出やすい日用品の収納には向きませんよね。収納用品を使ったとしても、少し上の角度から見ると中身が丸見えの状態です。
そこでプロの小技!中身を見せたくない場合は、棚板の間隔を狭くする。DIYの棚でもない限り、収納用品の高さにピッタリと合うような棚板調整は難しいですが、ピッタリでなくともできる限り狭めるだけでも十分に効果があります。
扉のないタイプの収納であれば、モノの片付けは①収納用品を引き出す、②モノを収納する、③収納用品を戻すの3アクションで完了しますよ。
初期設定のまま使わない!最適な棚板の間隔を探す
多くの方が一度は買ったことのある棚といえば、カラーボックス。このカラーボックスもやはり、近年は棚板の高さ調節、追加購入できるタイプのモノが人気です。
カラーボックスは大まかなサイズが決まっており、どのメーカーのモノを買ってもほぼ同じサイズ。そして、初期設定では棚板の高さは均等になっています。しかし、初期設定が自分にとって使いやすいかどうかは別問題!
収納するモノやその使用頻度に応じて、棚板の間隔を調節することで、グンと使いやすくなりますよ。