藤沢市のみなさまこんにちは。今日もおやつの時間を心待ちにしている筆者ころんころです。本日のおやつは藤沢市と茅ヶ崎市の市境（大庭）にある『Patissetrie La Chenille（パティスリー・ラ・シュニーユ）』のケーキです。参考記事：『Patissetrie La Chenille』

1品目は「ショコラプラリネ（540円）」。店主の安田さんが「リピーターの多い商品ですよ」とおすすめする人気商品です。

チョコとミルクをふんだんに使ったしっかりとした土台のブラウニーに、サクサク食感がアクセントになるプラリネペーストを絞り、生クリームとチョコクリームをトッピング。

とても繊細なデコレーションにしばし釘付け...。まるで小さなクリスマスケーキのようですよね。

フォークで上から下まで一刺しにし、全てのパーツをいっぺんに口に含むと、チョコ・ナッツ・生クリーム・フイアンティーヌ（クレープ生地を焼いたもの）が合わさり、口の中でサクサクザクザクッというユニークな音が広がる「ショコラプラリネ」。甘過ぎないブラウニーは味に深みがあり、風味の余韻も楽しめるひと品でした。

続いて2品目は「モンブラン（562円）」。

この「モンブラン」、こんもりとした形でかなり重みが…。

安田さんは「栗のまろやかな味わいが特徴のモンブランは、美味しいけれど単調な味わいになりがちです。当店の『モンブラン』は、マロンと相性のよい食感の異なる4種類のフルーツを甘酸っぱいラズベリーシロップで煮て加えました。ほかでは味わえないメリハリのある食感と風味が楽しめます。ボリュームもありますが、きっと最後まで飽きずに食べ切れると思いますよ」と言います。

フォークでそっと切り込みを入れたら…

甘酸っぱい香りのフルーツソースがとろりと顔を出しました。最初はシンプルにモンブラン部分を堪能。途中からフルーツソースと絡めて味に変化をつけながらペロリと美味しく完食しました（ラズベリーとモンブランという意外なコンビネーションにびっくり）。2種類のケーキを楽しんだ気分にもさせてくれる(笑)、ちょっぴりお得なひと品にも感じましたよ。

ひと口食べれば、一瞬で安田さんの世界に引き込まれる『Patissetrie La Chenille』のスイーツたち。どの商品も「食べ始めの感動から食べ終わりの余韻」までが綿密に計算された芸術作品です。