タイカップヌードル4兄弟!「タイ日清」から今年も日本に上陸!
タイ工場製造でパッケージにはタイ語表記
タイフード好き、カップヌードル好きなひとならばお気づきかもしれませんが、ゴールデンウィークのこの時期に、風物詩になっているカップヌードルがあります。
それは、
タイ日清カップヌードルの日本発売!
それもタイならではのフレーバーばかりです。
2014年の「カップヌードル トムヤムクンヌードル」(現:カップヌードル パクチー香るトムヤムクン)発売を機に、イオンモール(首都圏の一部)でゴールデンウィーク中に実施された「タイフェア」の目玉として、日清カップヌードルのタイ限定フレーバーを発売。すごい勢いで売れていって、本当にすごかったのです。
その後も販売は続き、今年も早速イオン系列のスーパーマーケット「マルエツ」で発見したので購入してみました。
味をご紹介する前に、まずはパッケージを見てください。
パッケージだけみると、完全にタイ土産のカップヌードルですね。
商品名だけでなく、商品解説らしき文章もタイ語だし、作り方や成分表記もタイ語です。タイ語の書体って丸みがあってかわいらしいですよね。
タイ語に精通している人ならば問題ないのでしょうが、このままでは理解できないので、フタの部分をご覧ください。
日本語の情報はすべてフタの部分に集約されています。
製造は「タイ日清」の工場なので、フタの部分だけを日本への輸出用すればOK。デザインやカップ容器、素材はタイ仕様なのが興味深いです。触ってみると、日本製造のカップヌードル容器と素材がまったく違うのがわかります。
おなじみの「トムヤムクン」や柑橘爽やか「ムーマナオ」などクセになる味
それでは、どんな味があるのでしょう。
おなじみのトムヤムクン味は、「辛さレベル4・大辛」の本格的な辛さ。唐辛子の辛みとライムの酸味。すっきりとした爽やかな風味が食欲をそそります。
トムヤムクン味と同じ「辛さレベル4・大辛」ですが、よりクリーミーさを強調した旨辛トムヤムクンスープです。
日本のカップヌードルでおなじみの味付け豚ミンチ入りのガーリックの風味ガッツリなスープになっています。「辛さレベル2・ピリ辛」。
タイ語で「ムー」は豚肉。「マナオ」は柑橘の一種であるメキシカンライムのことで、爽やかな味わいです。「辛さレベル4・大辛」。
中でも、私がお気に入りの2つを開けてみましょう。
トムヤムクリーミー味には、辛味のあるペースト袋が付いています。香辛料が練り込まれている赤い乾麺が特徴です。味付豚ミンチ、味付エビ、味付卵、ネギが具材に入っています。
容器が2層構造になっていて、内側がペコっとなりやすいのがご愛敬!
分かりやすく、器に移し替えてみました。
大辛という感じほどではないながらも、辛味を感じられるコク旨なスープです。年々レモングラス的な柑橘系の爽やかな味わいが強くなっている印象があります。
“クリーミー味”というと、乳白色のマイルドな味わいを想像するかと思いますが、こちらはクリーミーパウダーの量が他の商品よりも少し多いように感じます。日本で発売しているトムヤムクンヌードルの方がマイルドさでいうと上かも。
他の3商品はペースト袋入りですが、このムーマナオはオイル袋入りです。主役である味付豚ミンチ以外に、キャベツやニンジン、味付卵、ネギがたくさん。
こちらも器に移し替えてみました。
初めてこの味を食べた時、とても爽やかな味わいにビックリしてお気に入りになりました。ライムの爽やかさがしっかり出ています。醤油ベースのスープなので、鍋料理に入れたポン酢の感覚に近いかも。トムヤムクンのベースとは印象が変わりますね。大辛レベルではありますが、食べにくさはありません。
このヌードルが発売されると、徐々に夏モードになってきたなと感じます。
タイならではの味は、この時期だけの楽しみなので、ぜひ味わってみてくださいね。
イオン、及びイオン系列のスーパーマーケットで発売中です。
因みに、タイ日清のホームページには、ご紹介したタイヌードルが掲載されています。見ているだけでもおもしろいですよ。
タイ日清HP
◇アジアンフードの愛好家、恋アジ伊能すみ子の
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