東海エリア屈指の個性派カフェ!一歩足を踏み入れれば即虜に!アンティーク家具と動物たちが迎えてくれる
古くから“陶器のまち”として知られ、今もなお国内外からの注目が集まっている愛知県常滑市。同市内にあるたくさんの陶器工房がひしめき合う観光スポット「やきもの散歩道」は、工房やショップはもちろん、雰囲気の良いカフェが多いことでも有名です。そんなおしゃれカフェ激戦区にある「BARBARA COFFEE ROASTERS(バーバラ・コーヒー・ロースターズ)」さんは、雑誌やテレビなど各メディアでもよく取り上げられている注目度の高いお店。アンティーク家具や動物の剥製が並ぶ独創的な空間を目当てに、さっそく足を運んでみました。
「BARBARA COFFEE ROASTERS」ってどんなお店?
「BARBARA COFFEE ROASTERS」さんがあるのは、名鉄常滑駅から15分ほど歩いたあたり。地図を見ると、直線距離としては駅からさほど遠く感じないのですが、やきもの散歩道の中央あたりにあるため店舗周辺には複雑に張り巡らされた小道が多く、経路によっては回り道を余儀なくされます。駅から歩いて直接お店へ向かう場合は、常滑街道を道なりに歩いてやきもの散歩道へ入り、同エリア内の史跡「登窯」を目指して歩くと比較的スムーズにたどり着くことができますよ!車で訪問する場合は店舗から徒歩1分のところにある「ほたる子駐車場」の指定の場所を利用できるので、そちらを利用しましょう。
お店の前に立ってまず目に入るのは、クマのデザインが連なるカラフルなステンドグラス。陽の光が透けるこのステンドグラスは、お店の中から見るとどのようになっているのでしょうか?それでは、さっそく店内へ。
歴史ある倉庫を改装した店内には、アンティークの家具やドライフラワーがずらり。オーナー自身が手掛けたこの内装から感じるのは、古き良きものを愛する心とこだわりの詰まった独特の世界観。同じ常滑市内には「KEDI BASKAN(ケディバシュカン)」という自家焙煎コーヒーを提供する系列店があり、こちらも常滑エリア屈指のおしゃれカフェとして知られています。同じオーナーが手掛けるお店とあれば、いつかは合わせて行ってみたいですね!
何事も細部までこだわる同店のポリシーは、こんな意外なところにも表れていました。一般的なトイレよりも少し広いその空間にはアンティークのミシンや梯子が並び、外からは見えないところも一切手を抜かず、しっかりと個性あふれる装飾が施されています。その完成度は、まるでここがお手洗いであることを忘れてしまうほど。
存在感抜群!店内に展示された動物たちの剥製
「BARBARA COFFEE ROASTERS」さんのアイコンとして親しまれているのは、店内中央に置かれた大きなシロクマの剥製。思わず触れてみたくなりますが、デリケートなものなので基本的に接触はNG!写真撮影はOKなので、お店を訪れた記念にカメラへ納めておきましょう。
壁面にはシカの剥製がずらり。凛々しい顔をした剥製たちは、アンティークの家具や雑貨の並ぶ店内の雰囲気によく馴染んでいます。
月替わりの味わいも!フォトジェニックなスイーツにも定評あり
軽食とスイーツ、コーヒーなどのドリンクを提供している「BARBARA COFFEE ROASTERS」さん。食事はホットドッグやオープンサンドイッチなど、パンを使ったものが中心です。オープンサンドイッチは月替わりなので、販売されている商品は店頭で確認してくださいね!
豆の販売もしている自家焙煎のコーヒーは、前述した系列店「KEDI BASKAN」で焙煎したもの。販売している豆のラインアップは時期によって変わるため、お店で直接確認を。
今回は、同店の人気スイーツ「焦がしカラメルプリンのホイップクリーム乗せ」と、季節のフルーツを使ったさわやかドリンク「果物入り季節の果物自家製シロップソーダ」をオーダー。一部のドリンクやフードはテイクアウトもOKです。
ふわふわのホイップクリームといちごが乗ったレトロプリンは、ぶどうのモチーフがついたアンティークの器で提供。ほどよい固さとほろ苦いカラメルの味わいがくせになります。
シロップソーダに使われる果物は季節によって変わるため、ラインアップはお店の方へ聞いてみてください。この日は筆者の好物「いちご」のシロップソーダが提供されていたので、こちらに即決!いちごの実に加え、シロップ漬けの真っ赤なチェリーが入った写真映え抜群の1杯でした。
リーズナブルな価格でドライフラワーを販売
店内に展示、販売されているドライフラワーは、ドライフラワーフローリスト「merry_go_round」さんのもの。規格外となる生花をていねいに乾燥させて作るドライフラワーは、1束550円からとリーズナブルに購入できるので、気に入ったものがあればお店の方に声をかけてみてくださいね!
写真映え必至のおしゃれ空間でフォト撮影ができるプランも
「BARBARA COFFEE ROASTERS」さんのある白熊ビルヂングは、丸々1棟が同社の持ちビル。同じ建物の2階には、フォトスタジオとして営業する「ロクシカ(6丁目の鹿写真館)」があり、カフェの店内でフォトスタジオの概要が記載されたパンフレットを見ることができます。「BARBARA COFFEE ROASTERS」店内も撮影スタジオとして利用できるプランもあるので、同店の空間やインテリアセンスに惚れ込んだ方はもちろん、これからフォト撮影を考えている方はぜひ注目してみてくださいね!
「BARBARA COFFEE ROASTERS」の詳細情報
やきもののまちの素敵カフェで休憩を
平日の午後に同店を訪れた筆者。1時間ほどお店に滞在していたのですが、その間絶え間なくお客さんが訪れ、イートイン、テイクアウトともに大盛況となっていました。平日の営業はワンオペのことが多く、商品の提供に少し時間がかかることがあります。しかし、提供を待っているその時間すら有意義に思えるほど、お店の中には興味惹かれるものがたくさんありました。常滑を訪れてやきもの散歩道を散策する際は、ぜひ「BARBARA COFFEE ROASTERS」さんへ立ち寄ってみてください。非日常に近い個性的な空間に、きっと惚れ惚れすることでしょう。