「デコポン」と「不知火」は同じ品種だった!!意外と知らない【2つの違いとは…?】
こんにちは、板前のぱぷちゃんです!
皆さんは「デコポン」好きですか?
これは聞くまでもないですね、きっと好きでしょう!!
私も大好きなのですが、なかなか買う機会ありません。なぜなら、値段が高いからです(泣)デコポンって他の柑橘類に比べて2〜3倍ほど値段が高いですよね。
また、デコポンによく似た「不知火(しらぬい)」を見たことありませんか?ぱっと見て『同じ形をしてる』と誰しも思うはず。それもそのはず、デコポンと不知火は同じ品種の果物なのです。
気になる方やデコポンが好きな方は最後まで読んで下さいね!
◆「デコポン」と「不知火」の違い!
先ほどちらっと言いましたが、デコポンと不知火は同じ品種の果物です。これを聞いてみんなは『同じ品種なのに、なんで呼び方が2つあるの?』と頭を抱えて悩んでいるでしょう。
分かりやすくいうと「デコポン」はブランド名なのです。このデコポンと名乗るには2つ条件があります。
◆デコポンと名乗る2つの条件
①糖度が13度以上で酸の割合が1%以下
②JAから出荷されるもの
以上の2点をクリアした物だけが「デコポン」を名乗る事ができるのです。つまり、エリートなのです!!!
②について少し補足します→「デコポン」はJA熊本果実連が所有する「登録商標」なのです。
なので、どんなに甘くてもJA熊本果実連の許可が降りないと「デコポン」と名乗ることができず、「不知火」として販売されてしまいます。
◆保存方法は同じ?
デコポンも不知火も同じ品種なので、保存方法は同じです。
①キッチンペーパーで1個ずつ包む。
②ラップでさらに上から包む。
③夏場…「冷蔵庫」へ
③冬場…「冷暗所」へ
柑橘類は乾燥すると「味」「香り」が落ちてしまうので注意。
※キッチンペーパーが無い方は「新聞紙」で代用してもOK!
◆美味しい不知火の選び方
スーパーで行くと分かりますが、不知火はデコポンよりもリーズナブルです。リーズナブルだからといってデコポンより美味しくない訳ではありません!確かに条件①(糖度が13度以上で酸の割合が1%以下)をクリアしていない物もありますが、中には糖度が13以上あって②でデコポンと名乗れなかったものがあります。
こういった「甘いけど、デコポンと名乗れなかった不知火」を狙うのがオススメです。これには「美味しい不知火の選び方」を知る必要があります。
『デコポンのように甘くて美味しい不知火を買いたい!!』こんな人たちの為に選び方をまとめてみました。
・皮の色が濃い
・皮にハリやツヤがあるもの
・ずっしりと重さのあるもの
・香りがいいもの
この4点を意識して、不知火を買ってみて下さい!
◆今回の重要ポイント
・「デコポン」と「不知火」は同じ品種。
・デコポンと名乗るには2つ条件がある。
① 糖度が13度以上で酸の割合が1%以下。
② JAから出荷されるもの。
・「甘いけど、デコポンと名乗れなかった不知火」を狙う。
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