入園前の準備のポイント3選~元保育士パパが教える【入園前の準備】
お子さんが新年度から初めて保育園やこども園、幼稚園に入園するという保護者の皆さんは、不安と期待を抱いていることと思います。「初めての園生活でちゃんとやっていけるかしら」「お友だちができるといいけど」など、お子さんのことを心配する人も多いでしょう。お子さんの入園と同時に仕事復帰される方は、毎日の生活リズムも不安に感じているのではないでしょうか。もちろん不安だけではなく、園生活でお子さんにどのような成長ぶりが見られるのか楽しみでもあるでしょう。
入園前には、準備することがたくさんあります。今回は、入園準備について解説します。「どのように準備をしたらよいのかわからない」「何から手をつけたらよいかわからず、なかなか進まない」という人は、よく読んで参考にしてください。
入園準備はいつから?
入園前に、ほとんどの園で入園説明会が行われます。時期は園によりますが、1~2月頃に行う園が多いでしょう。入園説明会では入園前の準備についても詳しい説明があります。
入園までに準備することはたくさんあるため早めに準備を始める人もいますが、入園説明会前に始めるのはおすすめしません。準備が必要なものや準備の仕方は、園によって異なるためです。入園説明会前に準備を始めると、準備したものが不要だったり作り方やサイズが違ってやり直したりすることがあります。
しかし、のんびりしていると入園間際になって慌てることになるため、入園準備は入園説明会後、すぐに始めるのがおすすめです。
入園準備のポイント3選
入園準備は簡単ではありません。時間もお金も労力も必要です。しかし、これから園生活を送る子どものための準備です。足りないものがあったり間違えて準備したりしてしまうと、困るのは子どもです。
一度準備をしてしまえば長く使えるものが多く、中には卒園まで使えるものもあります。
次に紹介する3つのポイントを抑えて、しっかりと入園準備を行いましょう。
入園説明会の内容をしっかりと聞く
入園先の園で入園説明会が行われるなら、ぜひ参加しましょう。園によって内容や形態、時間等は異なりますが、ほとんどの園で入園準備に関する説明があります。
説明会当日の都合がつかなければ、別日に個別で対応してもらえることもあるので、園に相談してみましょう。
入園のしおりをよく読む
入園説明会では、冊子を配布する園が多くあります。現在は紙ではなくてデータで配布する園もあるでしょう。入園に当たり園から保護者に伝える内容はとても多く、ページや文字数はかなり多いため熟読するのは大変です。しかし、できるだけしっかりと目を通しましょう。
園生活で使う持ち物については、サイズや名前を書く位置や書き方などが詳しく記載されています。手提げ袋やお弁当袋、着替え袋など子どもの持ち物を入れる袋物も何枚か必要です。園に注文できるもの、既製品でもよいもの、作らなければならないものなど園によって決められているので、しっかりと読んで園の指定通りに準備しましょう。
わからないことは聞く
準備するものが多いため、説明会で話を聞いたり入園のしおりを読んだりしてもよく理解できないことがあるかもしれません。初めての入園なので、疑問点があるのは当然です。「こんなことを聞いたら恥ずかしい」「わからないのは自分だけかな」などと思わず、園に電話で質問するなどして疑問点を解消しておくことが大切です。
お子さんを園に預けているお友だちの保護者に聞くのもよいですが、年度が切り替わるタイミングで変更になるケースもあるため園に聞くのが確実です。
入園準備を楽しみましょう!
入園準備は、持ち物一つひとつに名前を書いたり名札を縫い付けたり細かい作業があります。着替え袋など既製品でもよい園もありますが、手作りが必要な園もあるため苦手な方にとっては一苦労です。
しかし、お子さんが入園後に親が一生懸命に準備した持ち物を持って張り切って登園したり園で頼んで過ごしたりしている我が子の姿を思い浮かべながら準備を進めましょう。
そして入園の準備が全て整ったときの達成感を、ぜひ存分に味わってください。
まとめ
初めてお子さんが入園するときの準備について、始める時期やポイントを解説しました。お子さんと一緒に持ち物や材料を買いに行き、お子さんの気に入った柄や好きなキャラクターのついたものなどを買うと、お子さんは園生活への期待が高まるでしょう。そしてお子さんの喜ぶ顔を見ると、大変な準備にも意欲が湧いてくることと思います。
お子さんの様子を励みにして、入園準備を乗り切りましょう。