地元民おすすめの隠れグルメは、見た目地味だけど野菜の旨味たっぷり!
富士山からの伏流水を水源とする8つの湧水池がある忍野八海。世界遺産にも登録されている観光スポットです。名水のある場所にはおいしいグルメあり!蕎麦やほうとうは、忍野八海グルメとして有名ですが、実は地元の人がおすすめのグルメがもうひとつあるんです。
日本の原風景「忍野八海」
山梨県の忍野村にある景勝地「忍野八海」。8つの湧水池に藁葺の水車小屋など、日本の原風景ともいえる美しい景色は、訪れる人の心を癒してくれます。富士山がよく見えるという事で、海外からの観光客も多いスポットです。
名水で作られる絶品グルメ
水がおいしいところには、当然グルメも揃っています。きれいな水で育ったイワナの塩焼きは、一度は食べたいところ。
湧水コーヒーも忘れてはいけません。インスタントコーヒーでもおいしくなるそうですよ。
でも、初めて忍野八海に来たのなら、やはり蕎麦でしょう。忍野村で育った蕎麦を、水車小屋で挽いて蕎麦粉にし、湧水で蕎麦を打ちます。まずいわけがないでしょう。
忍野村でとれた野菜をたっぷり使った、ほうとうも甲州名物のひとつ。
最近は韓国グルメの屋台も人気です。
グルメがいっぱいで、胃袋が2つ、いえ、3つは欲しくなります。
ご当地グルメ「おじや」
とはいえ、何度か来ていると、ちょっと違ったものも食べたくなりますよね。
そんな時は、忍野八海の郷土食「おじや」がおすすめ。地元の人たちが、昔から食べている郷土料理です。
地元の人に教えてもらったのは「お食事処 いろり」
昼はお食事、夜は居酒屋として営業しています。
観光客はもちろん、地元の人もよく利用しているお店なのだと教えてもらいました。
ほうとうもおいしいのですが、おじやがおすすめとのこと。
おじやは、五目カルビおじや(1,000円)、麦みそおじや(800円)、クリームおじや(900円)の3種類。一番人気だという、五目カルビおじやをオーダー。
注文を受けてから作るので、15分ほど時間がかかります。
五目カルビおじや実食
予想していたより大きな鍋で運ばれてきました。
大きな具はなんだろうと思ったら、椎茸でした!これ、切る前はこぶしくらいの大きさだったのじゃないかしら。
スープはみそ味で、ほうとうのスープと同じですが、ピリッと辛味があります。でも、それ以上に野菜の甘さが出ていて、深いコクがある!
ご飯を洗わず、そのまま鍋に入れて作るのがおじやだそうで、スープは少しとろみがついています。
七味で味変。
とにかく具沢山。椎茸、人参、木耳、コーン、青菜、カルビ、卵…
茶わんで4杯分ありました。かなりのボリューム!
でも、野菜の旨味がぎゅっとつまったスープを吸収したお米がおいしくてペロリ!
野菜たっぷりだから、きっとカロリーは0!(だといいな)
ほうとうも好きなんだけど、ボリュームありすぎて、最後まで食べるのにちょっと苦労しちゃうときがあるのですよ。2人できたら、ほうとうとおじやを頼んで、シェアして食べるのもおすすめです。
「お食事処 いろり」は、他のメニューもおいしいと評判。鳥もつ煮などの一品料理と一緒にビールや地酒も良さそうです。
お食事処 いろり
住所 山梨県南都留郡忍野村忍草200-1
電話番号 0555-84-3741
営業時間 11:30~14:00 18:00~23:00
定休日 火曜日
公式ホームページ お食事処 いろり(外部リンク)