【名古屋市】こんな意外な場所に!? ディープだけど面白い。知る人ぞ知る古代の「歴史スポット」3選
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名古屋市街を巡っていると、「こんなところがあったんだ!」と驚くことがあります。
名古屋の歴史や文化を紐解ける、意外と知られていないディープなスポットでは、壮大なドラマに思いを馳せたり、独特の世界観に感銘を受けるなど、独特な体験が待っています。
そこで時代ごとに名古屋のディープな歴史名所をご紹介!今回は古代編です。
【守山区】志段味古墳群(しだみこふんぐん)
名古屋で一番高い山として知られている東谷山(とうごくさん、標高198m)。その山麓に位置しているのが志段味(しだみ)古墳群です。そのうち登山道の途中には直径約60mの中社古墳、直径約20mの南社古墳があります。
志段味古墳群はかつて100基を超える大規模な古墳群。今では現存する古墳のうち7基が国の史跡に指定されています。
高台のロケーションや出土している立派な埴輪から、かつて濃尾平野を掌握した首長のお墓だと推定されています。
古代から尾張エリアが栄えていたことを象徴しており、今は自然と歴史が融和する場所。どこかミスタリアスな雰囲気を味わいつつ、遠い昔へ思いを馳せてしまいます。古代のロマンを感じさせるスポットです。
<志段味古墳群>
住所:愛知県名古屋市守山区志段味大塚・東谷
アクセス:JR高蔵寺駅から徒歩約20分〜30分
【熱田区】高座結御子神社(たかくらむすびみこじんじゃ)
熱田神宮と同じく尾張の祖神を祀っている「高座結御子神社(たかくらむすびみこじんじゃ)」。熱田神宮の境外摂社の一つで、地元では"高座さま"という愛称で親しまれています。
熱田神宮周辺には境外摂社が数多くあり、古墳時代の尾張の勢力図に相関するという説が面白いです。この説では、熱田台地の主勢力(熱田神宮や断夫山古墳、白鳥古墳)が周囲の勢力を吸収した結果、各神社が熱田神宮の神統譜に編成されたと推測されています。
高座結御子神社の周辺には、弥生時代〜古墳時代に営まれた大規模な高蔵遺跡が位置しています。弥生時代の遺跡としては全国的に有名で、古墳時代としては断夫山古墳・白鳥古墳などの大型古墳(首長墓)の造営に直接関与した集団の遺跡だと伝わっています。
<高座結御子神社>
住所:愛知県名古屋市熱田区高蔵町9-9
電話番号:052-671-0400
アクセス:地下鉄名城線・西高蔵駅から徒歩約5分
【天白区】植田八幡宮
地下鉄鶴舞線・植田駅からすぐ近くの場所にある「植田八幡宮」。室町時代に有力な武士団・横地一族が築いた八幡社です。近現代の修繕を受けて、植田の氏神さまとして大切に守られています。
そんなこの八幡宮。実は、約1,500年前の古墳時代中期(紀元5世紀頃)の古墳の上に築かれており、名古屋の歴史を残す稀有なスポットとして知られています。しかも、その墳形は前方後円墳。
今では社の後方部にわずかに墳形をとどめている程度ですが、社殿の大きさから考えると、かなりの規模と推測されます。名古屋市内にはいくつか大型古墳や古墳群が存在するので、古代の名古屋の勢力図を頭の中に思い描いてみると、なんだか面白いですね。
<植田八幡宮>
住所:愛知県名古屋市天白区植田西3丁目605
電話番号:052-808-3818
アクセス:地下鉄鶴舞線・植田駅から徒歩約5分
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