【看護師は見た】医者の結婚相手は3パターン⁉パートナーにより幸福度にも偏りがある実態
いつの時代でも、結婚相手のパートナーとして魅力的で人気の高い「医師」。
女性であれば「医師と結婚した」というのであれば、一種のステータスとしている人もまだまだいますよね。
現場で働く看護師目線から見て、医師の結婚相手は概ね3パターンに分かれているなという印象を受けます。
今回は診療現場のなかで看護師として医師の結婚相手に対する愚痴やのろけ話をよく聞かされていた筆者が、医師のプライベートの秘話について紹介します。
1.医師×医師 ダブルインカムで圧倒的な安定収入+プライベート充実
夫婦共に医師同士のご結婚。まだまだ男性比率の高い医師業界ですが、女性の医師も徐々に増えてきていますよね。
全体的な割合から見るとおそらく数パーセントである医師と医師の夫婦。
夫婦ともに医師なので忙しくはありますが、圧倒的に安定した収入をもとにプライベートも非常に充実しているのが垣間見えるハイスペック夫婦です。
ただしそこは医師同士の結婚。基本的には夫婦ともども忙しいのです。
例えばですが育児について。
妻である奥様は、子供を産んだからと言って仕事をセーブできる状況になるとは限りません。
むしろ出産後に1年の育休期間を取れたら万々歳。早ければ3ヶ月や半年などで復帰を余儀なくされ、ゆっくりと休む前にバリバリと働き出してしまう実情もあります。
つまり、夫である医師も家事や育児に同じようなレベルで参加しなければ家庭が回りません。
安定という大きな柱は手に入れられますが、家庭においても奥様と同じように夫である医師自身も家庭と育児を回すことが条件となっているようです。
(よくきくのろけ話)
・頻繁に海外旅行
・高級外車の2台持ち
・子どもの教育レベルが高い
(よく聞く愚痴)
・家に帰っても忙しい
・家の中がぐちゃぐちゃ
2.医療資格のない一般女性×医師 家事や育児はお任せ。家に帰ったらスイッチオフ
次に見られる割合の医師家庭は「夫が医師で奥様は医療資格などはない一般女性」であるご夫婦です。
基本的には医師が現場ではどのような仕事をしているかなども把握しかねるので、奥様は全面的に夫である医師の仕事からプライベートまでをサポートする体制が垣間見えます。
収入費としては夫である医師の収入のみなので、医師家庭としてみると決して豊かな方ではありません。
しかしそれ以上に、奥様が家事や育児を全面的に請け負ってくれるので、基本的には夫である医師は帰宅後には仕事モードをオフにして、ゆったりと過ごすことが日常的です。
しかしその陰で、中には奥様が浪費傾向にあったり、教育費を潤沢にかけすぎている場合も。
医師としての収入はあるものの、決してゆとりのある生活を送れているわけではない家庭も少なくありません。
また自分が倒れると、収入がなくなってしまう不安も付きまといます。健康状態は常に意識しなくてはならなかったり、子どもの年齢によっては教育費がかさむので、通常の業務の他に夜勤のバイトなどを入れて副業をしている医師も少なくありません。
とはいえ妻は、病院の実情に詳しくないおかげで病院内の看護師と適度に遊ぶのが上手な医師が多い傾向もあります。一般女性を妻に持つ医師の特徴の1つかもしれませんね。
(よく聞くのろけ話)
・家はいつもぴかぴか
・ごはんが美味しい
・お洋服のアイロンがけが完璧
(よく聞く愚痴)
・思った以上にお金がない
・今日もバイトだー!
・子どもがなつかない
3.元看護師×医師 妻が元医療従事者なので仕事の状況・収入を把握
筆者が見てきた中での医師家庭の組み合わせで一番多い割合だったのが「看護師と医師」の夫婦。
その大半が「医師と結婚したい」と強い希望を持っている看護師にアピールされ、そのままゴールインしているカップルも少なくありません。
特に大学病院での研修医時代に、年上の看護師に目をつけられてそのまま夫婦になるパターンも多いです。
中には医師と結婚したいがために看護師を目指していると、宣言している人もいます。
医師と結婚する看護師は、なぜだか結婚するとそのまま退職してしまう人が多いです。
家庭に入って完全に家事・育児に専念し夫のサポートを献身的にすると思いきや…、なまじ医療業界を知っている分だけ、絶妙なラインで家庭内でも夫をうまく活用します。
収入についてもある程度の実情を知っているので、うまい具合に財布の紐を締め夫をお小遣い制にして管理している強者も少なくありません。
しかしながら医療業界をしているので、夫の仕事の愚痴に付き合ったり、診療科特有の繁忙期を理解するなど、多くを語らなくても意思疎通ができるのはありがたいところなのだそう。
逆の意味では医療業界の実情を知っているので、浮気をしようものなら勘が働きすぐにつきとめてしまう様子も垣間見えます。息を抜こうにもなかなか抜けないようですが、結果として家庭としてはうまくまわっている印象です。
(よく聞くのろけ話)
・子どもや家族の体調不良時には頼りになる
・自分の仕事を理解してくれる
(よく聞く愚痴)
・奥さん怖い
4.その他の珍しい医師家庭夫婦の組み合わせ
医師×漫画家
奥様が基本ご自宅で仕事している分、夫である医師の育児・家事参加率は低め。
しかし納品期日前などは、奥様の家事育児稼働率がゼロになるため医師自身もすごく大変そう。
医師自身が奥様の作品のファンでもあり、近くで作品が生み出される様子を目の当たりにして幸せそうである。
俳優×女医
知人の紹介で出会ったというご夫婦。もともとお互いに見知っていたというわけではなく、出会った瞬間運命めいたものを感じたのだとか。
お互いが自立しているカップルなので良いパートナーシップを築けている印象。愚痴を聞いたことはなし。
公務員×女医
大学時代の同級生だとか。学生時代からお付き合いをしてそのままゴールイン。
夫の定時上がりが多く、育休制度なども取得できる環境で、公務員である夫が女医の家事育児負担を全面的にサポートしている印象。
とはいえ、お互いに納得している家族形態のようで家庭はうまくまわっている印象。
【医師同士も気になっている?パートナーにより出てくる愚痴も違った事実】
一生懸命に勉強して大学受験に合格し、辛い実習期間を乗り越え国家試験を受験。
晴れて医師免許を取得したとしても必ずしも順風満帆とは行かないようです。
結婚するパートナーにより医師から出てくる愚痴もさまざま。何が幸せで何が大変なのかというのは人によりそれぞれ。ですがパートナーにより出てくる愚痴の内容には偏りがあった印象でした。
人生においてのゴールは結婚して終わりではありません。高嶺の花である医師という職業の裏には結婚のパートナーにより名運が分かれてしまってる実情もあるという話の一例をご紹介しました。