【ガーデニング】切り戻しでお花を10倍咲かせる!その方法とは【初心者にもわかりやすく解説】
お花をモリモリ咲かせるには、土、日当たり、水が大事ですが、実は切り戻しというテクニックがお花をとてもよく咲かせられます。
切り戻しと言われてもわからない、何のことというのがガーデニング初心者の方で、それが当たり前と思います。
私自身も園芸を始めた25年前は切り戻しなんて知りませんでした。そこから恐る恐る実践してみたら1か月後には驚きの結果が。
ペチュニアや、カリブラコアなど植えておられる方多いと思いますが、一回目の満開が終わったら切り戻しを実践してみませんか?
切り戻しとは
満開のお花が咲き終わった後や、意図せぬ方向へ伸び放題になったお花を半分くらいの高さにバッサリ切ること。
切ることで茎が分岐して、次に咲くときには数倍のお花になります。これが切り戻しの効果。
お花は基本茎の先端からしか咲きませんが、切り戻すと茎が分岐して数倍に増えるので次に咲くときは数倍のお花が咲きます。
ざっくり言えばこんな植物の原理を使ったテクニックです。多くの上級者、プロは全てこのテクニックを使っています。
切り戻しの注意点はお花の成長期であること
お花を切り戻すと、次にお花が咲くまでには成長期の気温でも3週間近くかかります。
今切り戻すと次に咲くころの気温、気候を考えるのが大事です。春で終わるお花を切り戻しても咲きません。
今切り戻して1か月後にお花の成長適温であることが前提ですので、ここを間違うともったいないです。
例えれば、ビオラは今咲いていて、切り戻して1か月後はもう夏。ビオラの成長期ではありません。このように切り戻し後1か月先からその後が成長期であるお花が切り戻しに有効ですよ。
これから切り戻しが効果的なお花とは
今の季節はとても微妙で、春に咲くお花の切り戻しはあまりお勧めでなくて、初夏から夏にかけて咲くお花は切り戻しても問題ないです。
具体的に言えば、今切り戻すのは夏に咲くお花です。
ペチュニア、カリブラコア、ジニア、ニチニチソウ、マリーゴールドなどです。
これらのお花は、コレから成長期に入っていきますので切り戻しても復活も早いですし数倍のお花が楽しめます。
切り戻すとどうなる?
ガーデニング初心者の方は切り戻しはとても勇気がいるもので、満開を過ぎたお花を半分くらいにバッサリ切る作業です。
切り戻し後は、お花は3週間は咲かないと思っておきましょう。しかし、1か月もすれば次の満開が数倍綺麗になるのが夏のお花です。
どこで切ればいいのか
バラなどの場合は切る場所を考えないといけないですが、ペチュニア、カリブラコアならどこで切っても問題なし。
気にせず半分くらいに切るのがポイントですが、必ず元気な葉っぱがあることが大事です。
葉っぱがなくなるほど切ると駄目になります。元気なお花ならバッサリ半分以下に切ると次の満開がとても綺麗ですよ。
まとめ
切り戻しというテクニックは、インスタグラムなどで素敵なモリモリのお花を咲かせている方は必ず実施している作業です。
お花の成長期をその後に迎えるという事が切り戻しの大前提です。冬のお花ビオラや、春だけのお花は今切ると次のお花は1か月後。
今切って次に咲くときの気候を考えてみましょう。成長期のお花を切る、その後も成長期であることが大事です。具体的には夏のお花です。
春だけのお花は切り戻すと、次は咲かないかもしれません。
夏に咲くお花なら切り戻しはとても効果的ですよ。