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【発達障害】4歳の頃、子どものASDに気づいたきっかけ。普通の遊び方とは違う!?

【育児マンガ】夢カナエ保育士 介護福祉士

こんにちは。発達と育児の支援サポーター『夢カナエ』です。
わたしは保育士・幼稚園教諭と介護福祉士の資格を持つ、神経発達症(発達障害)の子の親でもあります。

うちの子が2歳の頃に、

「普通の落ち着きのなさや、活発さとは違うのではないか?」

と感じ、3歳児検診でアドバイスをいただき、療育へ通い始めたことを、以前にお話ししました。

サイト内リンク:【発達障害】2歳の頃、子どものADHDに気づいたきっかけ。普通の活発さとは違う!?

うちの子は、ハイハイの頃から『多動』が目立っていました。

気になることがあると、ものすごいスピードで、腹ばいで進んでいくのです。

走ることができるようになった2歳の頃には、外出するたびに追いつけなくなり、迷子になることもよくありました。

これがADHD(注意欠如多動症)を疑ったきっかけです。

しかし、療育に通いはじめてから、多動は少しづつ落ち着いていきました。

そして多動がおさまった代わりに、それまでとは違う面が見えてきたのです。

ひとり遊びが好き

周りに友達がいても、隅っこで一人で遊ぶのが気になりました。

無理やり友達の中に入らせると、少しだけみんなと一緒に遊んだ後、フラフラ〜と輪から抜け出し、一人遊びに戻るのが毎回のパターンでした。

遊び方も独特でした。

トミカやプラレールなどの乗り物を、とにかく整列させるのが大好きでした。

車や電車だけでなく、小さな物ならなんでも幅が均等になるように、キレイに整列させていました。

そして、車輪の高さに目線に合わせて、床に寝転ぶのがお決まりスタイルでした。

いったんその格好になると、長いこと長いこと・・・

声を掛けなければ、平気で2~3時間は遊び続けていました。

以前のように動き回らない分、親としては楽ではあったのですが、それまでの多動を考えると、そのギャップがなんだか不思議でした。

多動からこだわりへ

うちの子の場合は、成長に従って『多動』は目立たなくなりました。

歳を取るに従って、何か気になることがあっても、2歳児の頃のように、とにかく突進していくことはなくなり、『考えてから行動』することができるようになりました。

『多動』がおさまった代わりに、目立つようになったのが『こだわり』です。

『こだわり』はASD(自閉スペクトラム症)によく見られる特徴です。

ADHDとASDは、併発することが多いといわれています。

『多動』と『こだわり』以外にも、それぞれに多くの特徴があり、それらが学校や社会生活を送る上で支障となることもあります。

うちの子は、学校や療育の先生方の温かい支援もあり、第一希望の高校に進学することができました。

少人数ながら気の合う友達もできて、休日に遊びに出かけることも増えてきました。

ADHDやASDの特徴は、社会生活を送る上でマイナスになることもありますが、その個性を活かして活躍している人も多くいます。

これからも自分の体験を交えて、ADHDやASDの良い面をお伝えしていければいいなと思っています。

保育士 介護福祉士

専門職として学童保育や老人介護の現場で、病気や障害を持つ児童や高齢者のケアにあたってきました。自らも、発達障害の診断を受けた子の親として育児に奮闘中。子育てに悩む方のために役立つ情報、専門性のあるケアの工夫を、一般の方にも分かりやすいマンガを通して発信していきます。

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