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【河内長野市】なぜ宣伝ではないの?謎のイズミヤ河内長野店の新しい懸垂幕は、みんなで描いた夢の形

奥河内から情報発信奥河内地域文筆家(河内長野市・富田林市)

一時は撤退の可能性もあったとされるイズミヤ河内長野店。地域住民の強い要望もあり、今後も残ると、7月のイベントで出席されたイズミヤ運営会社の経営責任者の方が明言されていました。

先日、三日市町駅方面に用事があり、それが終わって電車に乗って河内長野駅方面に向かう最中、車窓からイズミヤが見えました。それだけなら別に普通のこと。

ところが、この辺りでイズミヤに謎のもの。緑の何かが壁についている(赤丸の中)のが見えました。以前はそのようなものは無かったはず。

拡大してみました。横断幕を縦にして表示させる懸垂幕(けんすいまく)のようです。イズミヤに限らず、商業施設には懸垂幕がついていることは良くあることです。

とても気になったので、日を改めてイズミヤに行ってみました。

イズミヤの前に到着しました。4本の懸垂幕がついています。

以前、イズミヤに行ったときには、上の写真のように、この懸垂幕はついていませんでした。つまり、今まで使っていなかったのに、新しい懸垂幕を使いだしたんだと思ったのですが、それにしても不思議です。

通常懸垂幕は、施設内に入っているテナントやキャンペーンの宣伝を行なうためのものです。

河内長野駅前ノバティながの北館もそうなっていますし、

大阪外環状線沿いにあるじゃんぼスクエアかわちながのを見ても、このように施設の宣伝用に懸垂幕が使用されています。

ところが、イズミヤ河内長野店の懸垂幕は特定の施設のことやキャンペーン情報等の宣伝が一切なく、緑を主体としたデザイン柄が並んでいるだけです。謎が深まります。一体どういうことでしょうか?

答えはこちら。7月15日に行われたワークショップの作品です。

詳しくは以前、記事にしました。町の人が集まってみんなでペイントをしようということで行われた一環で、イズミヤの懸垂幕をみんなが協力してペイントをした完成品だったわけです。

ワークショップでは懸垂幕のほかにも、大階段と呼ばれている大師・日東町につながる階段のペイントや

イズミヤと大師・日東町方面を結ぶモビリティ「クルクル」のペイントが行われました。

町を明るくしようとみんなで描いた夢の形の懸垂幕が、食料などを調達するために地域の人が定期的に通うイズミヤの懸垂幕として掲げられているというのは、とても素敵なこと。地域が明るく楽しくなるような気がしました。

イズミヤ河内長野店の懸垂幕

住所:大阪府河内長野市喜多町663番地

アクセス:南海近鉄河内長野駅から徒歩8分

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奥河内地域文筆家(河内長野市・富田林市)

河内長野市の別名「奥河内」は、周囲を山に囲まれ3種類の日本遺産に登録されるほど、歴史文化的スポットがたくさんある地域です。それに加えて、都心である大阪市中心部に乗り換えなしで行ける複数の大手私鉄(南海・近鉄)と直結していることから、新興住宅団地が多数造成されており、地元にはおしゃれな名店や評判の良い店なども数多くあります。そして隣接する富田林市もまた、歴史文化が色濃く残る地域。また南河内地区の中核都市として、行政系施設が集まっています。これを機会に、奥河内(一部南河内含む)地域に住んでいる人たちのお役に立つ情報を提供していければと考えています。どうぞよろしくお願いします。

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