ナナズグリーンティーから新登場!能登の「クロモジほうじ茶」はスパイシーな香りの日本茶フレーバーティー
1月の能登半島地震に続き、9月には豪雨で甚大な被害が相次いだ石川県の能登半島。
復興には長い年月がかかると言われています。
支援や応援の形は様々ありますが、その一つとしてお茶で支援をと10月1日よりナナズグリーンティーから能登半島復興応援の「クロモジほうじ茶」が販売されています。
ナナズグリーンティーは北海道から沖縄まで全国で70店舗以上、海外も含めると80店舗以上で運営されている日本茶・抹茶をテーマとしたカフェブランドです。
クロモジほうじ茶は店内でのドリンクメニューの他、店頭やオンラインショップでは茶葉も販売され、売り上げの一部が寄付されるとのこと。
早速、カフェでお茶をいただき、茶葉も購入してきました。
今回は優しくスパイシーな香りの「クロモジほうじ茶」をレポートします!
ナナズグリーンティー店内で楽しむ「クロモジほうじ茶」
10月1日から新商品「クロモジほうじ茶」がメニューに登場すると知り、早速ナナズグリーンティーの店内でいただいてきました。
クロモジとほうじ茶?どんな味わいなのでしょう。
ワクワクしながらお店の前に行くと、店頭にはこのようなパネルがありました。
グランドメニュー(通常メニュー)の表にもあり、単品では500円、スイーツやお食事とセットにすると330円とリーズナブルな価格。
注文を済ませ、席で待っているとクロモジほうじ茶が運ばれてきました。
クロモジほうじ茶はナナズグリーンティーオリジナルの急須「360KYUSU」でホットでの提供です。
二煎目以降はお湯をさして楽しむこともでき、お茶好きにはたまらないありがたいサービスです。
※店内に設置のお湯のタンクからセルフでお湯をさす場合と、スタッフに依頼する場合とお店によって違います。
「クロモジ」って何?
ところで「クロモジ」ってご存知ですか?
漢字で書くと「黒文字」。
そう、和菓子のお箸や楊枝としてよく見かけるあの黒文字です。
この黒文字のお箸や楊枝も新しいものはほのかにすっきりとした木の香りがするのです(使用前に水に浸けておくとより香りが立ちます)。
以前から黒文字のお箸や楊枝を使うたびに良い香りだなと思っていましたが、最近ではクロモジを使ったアロマのエッセンシャルオイルや、クロモジ茶もよく見かけるようになりました。
クロモジ特有のすっきりとスパイシーな香りが人気のようです。
「クロモジほうじ茶」にはクロモジの茎を使用
茶葉は店頭販売の他オンラインでも購入が可能です。
お家でも楽しもうとナナズグリーンティーのお店で購入し、封を開けるとスパイシーな香り!
これがクロモジの香り。
石川県産のクロモジを使用し、ほうじ茶の茶葉は石川県の能登半島にある七尾市の「田尻虎蔵商店」さんの能登棒茶(茎ほうじ茶)を使っているそう。
茎ほうじ茶もクロモジも茎なので、見た目は茶色の茎がたくさんあるように見えますが、白い切口が見えるのがクロモジの茎の部分です。
店内ではホットのみの提供ですが、暑い日に自宅で冷茶にしてみたら爽やかでとてもおいしく、温でも冷でも楽しめました。
「クロモジほうじ茶」は優しくスパイシーな香り
では、ナナズグリーンティーの店内で実際にクロモジほうじ茶を飲んでみます!
急須からお湯呑みに注ぐと、すっきりとスパイシーな香りが漂います。
「良い香り~!」と思わず深呼吸。
森林浴やアロマテラピーを受けているかのような気分が味わえます。
急須の蓋を開けると、また香りがふわっと立ちのぼります。
ここでまた深呼吸。
スッキリとした香りが頭をクリアにしてくれるような感覚で、リフレッシュ。
勉強や仕事の合間にも良さそうです。
この香り、何かに似ている・・・。何だろう?
あ!山椒だ!
山椒の香りに似たスッキリ感。
飲んでみると味わいはほうじ茶で辛味などは全くありません。
ほうじ茶のリラックス感とクロモジのスパイシーさ。
優しさとスッキリ感、リラックスとリフレッシュが同時にやってくる不思議な感覚。
これはおいしい!そして面白い!
飲み飽きないほどよいバランスのブレンドなので、二煎目も三煎目も楽しめました。
個人的には読書の秋のお供にとても良さそうだと感じています。
秋限定のかぼちゃのモンブランパフェや鰻を使ったメニューにも合う!
この日一緒に注文したのは秋限定の「かぼちゃのモンブランミニパフェ」(10/31まで)。
クロモジほうじ茶との相性はぴったりでした!
まったりとしたかぼちゃのモンブランクリームを食べた後にクロモジほうじ茶を飲むと口の中がすっきりとリフレッシュされ、パフェを食べる次の一口もまたおいしく感じます。
また、クロモジほうじ茶は山椒に似たスパイシーな香りで、鰻を使った「鰻茎わさび出汁茶漬け」や秋限定の「鰻月見まぶし」(10/27まで)にも合いそうです。
組み合わせは自由自在。
クロモジほうじ茶はこれにも合うかな?と、お茶の味をイメージしてからスイーツやお食事メニューを決めるのも、ペアリングの楽しみがあります。
「能登のお茶で応援しよう」
クロモジほうじ茶が運ばれてきたトレーにはクロモジほうじ茶についての説明書がセットされていました。
タイトルには「能登のお茶で応援しよう」とあります。
素晴らしい取り組みだと思い、ナナズグリーンティーを運営する株式会社七葉の代表取締役の朽網氏に、クロモジほうじ茶に寄せる想いをメールで伺いました。
クロモジほうじ茶は期間限定ではなく、中長期での支援を目指しグランドメニュー(通常メニュー)に入れてあるのですね。
このような商品をきっかけに能登の被災地に常に関心と想いを寄せ、復興支援に繋げることに心から賛同します。
今も能登の被災地は大変厳しい状況だとニュースや様々な方からの情報で知り、いち早く復興が進むことを祈っています。
祈るだけではなく、小さくても一人一人の行動や力が支援に繋がります。
能登のおいしいクロモジほうじ茶で応援の輪が広がりますように。
参考:
・ちょっとお茶をする、誰もが休まるひとときのために。クロモジほうじ茶で能登を応援【能登半島復興応援】(外部サイト:ナナズグリーンティー)
・【nana's green tea】能登半島復興支援「クロモジほうじ茶」10/1より国内店舗・オンラインで販売開始〜石川県七尾市「田尻虎蔵商店」と連携〜(外部サイト:プレスリリース)