希望の心理学:国連 ことし2019年は「希望の年」(2019.12.25クリスマスの朝に)
<希望こそが私たちを救う>
■国連 ことしは「希望の年」
今年2019年も終わりが近づいています。今日、12月25日クリスマスの朝。国連による今年最後の記者会見のニュースが入ってきました。
良いことがいっぱいあったから希望の年なのではなく、悪いことがたくさんあって、そのなかで小さな光が見えたからこそ、希望の年になったと国連は語っています。
■希望とは/幸福とは/
不安で不幸なのはいやなことです。幸福感とは、「時間よ止まれ」という感覚です。ずっとこのままなら良いのにという感覚です。
心理学の研究によれば、幸福は特別なぜいたくから生まれるのではなく、日常生活から生まれます。毎日笑顔で働いたり、学んだりしている、共感しあえる仲間がいる、これが幸福です。
幸福は安定から生まれます。しかし、その安定はいつまでも続くわけではありません。「つまでも、いつまでも、幸せに暮らしましたとさ」は、物語の中だけの話です。
サザエさんの家は、誰もリストラに合わず、ガンにならず、認知症にもならず、子供たちも思春期になってぐれたりすることもありません。タラちゃんは、ずっとかわいい幼児のままです。しかし、現実は変化していきます。
そんなときにこそ、希望が必要です。幸福は安定から、希望は変化から生まれます。
■希望とは/安心とは
安心は、確実性から生まれます。脱線するかもsれない電車には乗りたくありません。老後資金が途中でなくなるかもしれないと思えば、不安でしかたがありません。確実に大丈夫と思えるとき、安心感が生まれます。
しかし、希望はむしろ不安定さから生まれます。まだ見ぬものの中にこそ、希望は隠れています。
■希望とは/希望が生まれるとき
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