ピアノが苦手な保育士が上達するための練習方法4選~元男性保育士が教える【ピアノの練習法と楽しみ方】
元男性保育士のナイスです。
保育士の皆さん、毎日のお仕事お疲れさまです。
保育士には様々な業務があり、多忙な毎日を送っていることでしょう。誰でも得意なことと不得意なことがありますが、得意なことを自分の武器にして活躍してほしいと思います。しかし得意なことだけやっていればよいわけではないため、苦手なことも努力して克服していかなければなりません。
保育士は日常的にピアノを弾く機会がありますが、ピアノが苦手な保育士はたくさんいます。
今回は、ピアノが苦手な保育士が上達しやすい練習方法について解説します。
ピアノが苦手な保育士が上達する4つの練習方法
ピアノが上達するには、練習することが必要です。しかし、毎日たくさんの業務で忙しく、元気な子ども達と一緒に過ごして疲れてしまい練習時間を確保するのは難しいという人は多いでしょう。
次に紹介する4つの練習方法を、ぜひ参考にしてください。
ピアノが苦手な保育士が上達する練習方法① 毎日弾く
「継続は力なり」という言葉があるように、毎日継続して練習することが大切です。平日は時間がないから休みの日だけ5時間練習するよりも毎日10分でもピアノに触れたほうが、効果が高いこともあります。短時間でもよいので、毎日弾くようにしてください。
ただし、毎日弾くのはあくまでも目標です。予定があったり体調が優れなかったりして、練習できない日があるでしょう。毎日の練習を継続できなくても、気にしないことも大切です。
家に電子ピアノがある人は、音量の調節をしたりヘッドホンを使ったりして出勤前や寝る前に1曲弾くだけでも効果はあります。家にピアノがない人は少しだけ早く出勤して弾いたり退勤前に1曲弾いてから帰ったりするなど工夫して、できるだけ毎日鍵盤に触れましょう。
ピアノが苦手な保育士が上達する練習方法② ピアノを習う
1人で練習するよりも、ピアノ教室に通って先生の指導を受けるほうが上達は早いでしょう。1人だとついさぼってしまう人も教室に通うと「次回までに練習しなくちゃ」という気持ちで練習に取り組むものです。忙しくて通う時間がないという人は、オンラインで受けられるピアノ教室もあります。
しかし、オフラインでもオンラインでもピアノを習うにはレッスン料や教材費などの経費がかかるため必須ではありません。1人で練習をしても、もちろん上達はできるので安心してください。
ピアノが苦手な保育士が上達する練習方法③ 簡易伴奏を練習する
楽譜通りに弾かなければいけないと考えて一生懸命練習しても、難しくて弾きこなせずにあきらめた経験はありませんか?
ピアノの楽譜にはさまざまな種類があり、その本によって難易度が異なります。ピアノに自信がない人は難しい楽譜を選ばず、初心者向けの簡易伴奏の楽譜を購入しましょう。簡易伴奏の楽譜でも難しいフレーズが出てくることもありますが、その場合は「和音を単音にする」「小節の1拍目だけ弾く」など、楽譜通りに弾かずに簡単にする方法はいろいろあります。簡単に弾く方法がわからなければ、職場のピアノが得意な人に聞いたりYou Tubeなどの動画サイトでピアノの簡易伴奏について解説している動画を参考にしたりすることがおすすめです。
ピアノが苦手な保育士が上達する練習方法④ 止まらないで弾くことを目指す
保育園やこども園で子ども達の歌の伴奏をするときには、途中で止まらないことが大切です。自分1人で練習しているときに間違えたらもう一度弾き直すことはできますが、子ども達が歌っているときに間違えても弾き直すことはできません。たとえ間違えてしまっても、最後まで弾き続けなければ子ども達は戸惑ってしまいます。練習ではメトロノームなどを使って、途中で間違えても止まらずに弾く練習もするようにしましょう。
ピアノを弾かなくても子ども達と音楽を楽しむ方法
ピアノが弾けなくてもギターなどほかの楽器を代用したり、アカペラで歌ったりして子ども達と音楽を楽しんでいる保育士もいます。ピアノが弾けないために保育士が音楽を楽しめなければ、子ども達も楽しむことはできません。たとえピアノが弾けなくても保育士が表情豊かに、動きも交えて楽しそうに歌ったほうが子ども達は楽しむことができ、歌や音楽が好きになるでしょう。
自分でできる方法で、子ども達と音楽を楽しむ工夫をしてください。
まとめ
ピアノが弾けなくて苦労している保育士は、たくさんいます。ピアノが弾けなくても、保育士をあきらめる必要はありません。ピアノは、練習をすれば必ず上達します。そして、上手に弾けなくても子ども達と音楽を楽しむことはできるはずです。
自分に合った練習方法や音楽の楽しみ方を工夫しながら、子ども達と生き生きとした毎日をお過ごしください。