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すでに高齢者の4人に1人が認知症とその予備軍(厚労省発表)、家庭でできる脳トレで認知症を予防しよう。

厚生労働省の発表によれば、すでに高齢者の4人に1人が認知症又はその予備群であり、2025年には認知症高齢者が700万人になると推計されています。

認知症は、決して人ごとではありません。

年老いた家族のために、そして自分のために、日頃から何かできることはないでしょうか。

わたしは、老人デイサービスセンターの介護福祉士として15年以上、レクリエーションの一環として脳トレを担当しました。

心身の能力が低下し、無気力になりがちな高齢者が楽しみながらできる、さまざまな知的な活動を、脳トレ担当職員として提供してきました。

その中で、家庭でも比較的簡単にできる、いくつかの脳トレゲームを紹介します。

これから紹介するゲームは、一人で行うこともできますが、家族の集まる時間にみんなで行うと、もっと楽しいですよ。

人との交流の中で、楽しみながら脳を活性化して、認知症予防ができるといいですね。

次に紹介するのは、間違い探しです。

左右の絵に3箇所の違いがあります。探してみてくださいね。

間違い探しには、集中力を高める効果があります。

また、このイラストでは、懐かしい昭和の家庭を描いていますので、その時代を思い出して語ることができます。

このように、昔の写真やイラストを眺めて、思い出を語り合う活動は『回想法』と呼ばれ、高齢者施設などで行われています。

↓回想法間違い探しは、YouTubeでも紹介していますので、ぜひご覧になってくださいね。

外部リンク:(YouTube再生リスト)昭和レトロの間違い探し

大型連休に実家に帰って、久しぶりに高齢のご両親とお会いになる方もおられると思います。

ぜひ、ご家族でにぎやかにやってみてくださいね。

介護福祉士として通所介護(老人デイサービスセンター)や訪問介護(ホームヘルパー)の現場で働いてきました。研究会での発表や、学術誌へのケースレポートの投稿なども積極的に行なっています。また、子どもの頃から好きだった漫画やイラストを描くことで、認知症の知識や介護のコツをわかりやすく伝えることを心がけています。

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