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【目黒区】素通りできないパン・焼き菓子店が誕生、「グテ 学芸大学店」でリヨン銘菓をおやつに!

Chikuwa地域ニュースサイト号外NETライター(東京都目黒区)

学芸大学駅西口を出て、祐天寺方面へ徒歩約1分のところに2023年11月17日(金)オープンしたのが「グテ 学芸大学店」。
パティシエ兼ショコラティエのセバスチャン・ブイエが「おやつ」をテーマにしてオープンさせた初路面店です。

こちらの場所、もともとは「セブンイレブン 学芸大学駅西口店」があった場所。
工事がスタートしてから、地元では「あの、セバスチャン・ブイエのお店がオープンするらしい」と早くも話題になっていました。

(2023年10月1日撮影)
(2023年10月1日撮影)

これまでセバスチャン・ブイエのお店は百貨店内だけ(伊勢丹新宿店・西武池袋本店・阪神梅田本店・伊勢丹立川店)。
学芸大学駅近くに初めての路面店ができるとあって、オープンを待ちわびる声が多く聞かれました。

今回はグランドオープンに先駆けて開催された内覧会にご招待いただいたので、目にも美しい「おやつ」の数々をご紹介していきましょう。

アート性と美味しさを徹底追及、独創性の高いスイーツを提案するセバスチャン・ブイエ

オープンに合わせて来日したセバスチャン・ブイエ
オープンに合わせて来日したセバスチャン・ブイエ

フランス・リヨン生まれのセバスチャン・ブイエ。「グテ 学芸大学店」のグランドオープンに合わせて来日。
内覧会が行われた16日(木)とオープン当日17日(金)の2日間に渡り、お店に顔を出してくれました。

(画像提供:ジェイ・ワークス株式会社)
(画像提供:ジェイ・ワークス株式会社)

M.O.F. パトリック・シェロヴァロ氏の店(ヴァルディゼール)など数々の名店で修業した後リヨンへ戻り、父親の跡を継いでパティスリー「ブイエ」のオーナーシェフになったセバスチャン・ブイエ。
史上最年少でルレ・デセール協会に入会するなど、快挙を成し遂げた実力派です。

日本へ進出したのは2007年で、初出店は「伊勢丹新宿本店」でした。

(画像提供:ジェイ・ワークス株式会社)
(画像提供:ジェイ・ワークス株式会社)

以降、単に和素材を使った日本的なお菓子の表現ではなく、日本で発見したものや影響などを基に、セバスチャン・ブイエが感じたインスピレーションを余すところなく盛り込んだ、日本文化にあうお菓子を提案し続けています。

ワクワクがいっぱい詰まった「グテ 学芸大学店」、おすすめの「おやつ」をご紹介!

さっそく、「グテ 学芸大学店」のパンやお菓子をダイジェストでご紹介していきましょう。

甘いものばかりかと思いきや、お惣菜系のパンもたくさんラインナップ。しかも味付けが和風のものもあり、日本を愛するセバスチャン・ブイエならではですね。

「グテ 学芸大学店」ではフランス本店のレシピをベースにしたスイーツや焼き菓子を提供しています。いくつか試食させていただいたものを含め、おすすめをご紹介していきましょう。

リヨンサンド フロマージュ

セバスチャン・ブイエが展開する「グテ」のスペシャリテといえば「リヨンサンド フロマージュ」です。

クロワッサン生地でクリーミーなチーズケーキをサンドしフランボワーズのソースを利かせたものです。甘さは控えめで、一口噛むと甘酸っぱいフランボワーズソースがあふれてきます。

チーズケーキは湯煎焼きでほんのりゆずを利かせた爽やかさ。なめらかな口当たりと、クロワッサン生地のサクサク感、食感も面白い一品です。

クッサン ルージュ

フランス・リヨン銘菓の「プラリネ・ルージュ」が使われている「クッサン ルージュ」
フランス・リヨン銘菓の「プラリネ・ルージュ」が使われている「クッサン ルージュ」

「クッサン ルージュ」は、リヨン銘菓である「プラリネルージュ」を使用したお菓子。「プラリネルージュ」はアーモンドに赤の色素を加えたシロップでキャラメリゼしたものです。

「クッサン」はフランス語でクッション、「ルージュ」は赤いを意味するので、赤いクッションという意味のお菓子、ということですね。

「クッサン ルージュ」ひっくり返してみるとこんな感じ。リヨン銘菓の真っ赤なお菓子「プラリネルージュ」らしい色鮮やかさです。

味は普通のプラリネ(ヘーゼルナッツやアーモンドをローストしてキャラメリゼしたもの)と同じ。ザクザクとしたナッツの食感が心地よく、甘さも控えめでとてもおいしかったです。

クッキー ショコラ

「クッキー ショコラ」は、ザクザク食感のクランブルとバトンショコラをのせた濃厚なチョコレートクッキー。

かなり厚みがあるので食べ応えがあります。チョコレート好きにはたまらない一品でした。

フィナンシェ ノワゼット

フランスが起源のバターケーキといえば「フィナンシェ」。お土産にいただいた「フィナンシェ ノワゼット」は、ヘーゼルナッツの風味をきかせたものです。

ナッツのコクとバターのコク。豊潤な味わいでついあともう1個と手を伸ばしてしまいそうです。

マドレーヌ シトロン

レモンを贅沢に使用した焼き菓子「マドレーヌ シトロン」。お菓子の上部はレモンをたっぷりと使ったフォンダンに包まれています。

一口食べると口の中にレモンの爽やかな風が吹き抜けるよう。こちらも1個では物足りなくなってしまうのでご注意を。

毎日のお食事パンとして楽しめる「塩バターロール」「クロワッサン」など

「グテ 学芸大学店」ではおやつだけではなく、毎日のお食事に楽しみたいバゲットやプレーンのクロワッサン、塩バターロールなどもラインナップ。

塩バターロール
塩バターロール

塩バターロールにはゲランドの塩とカルピス発酵バターを使用しています。

クロワッサン
クロワッサン

クロワッサン生地にもカルピス発酵バターを使用しており、サクサク感とふんわりとした口どけが秀逸。

どちらのパンもそのままでいただいてもおいしかったですし、お気に入りの具材を挟んでサンドイッチにしていただいてもおいしかったです。

ココア香る「ちぎりパン」
ココア香る「ちぎりパン」

「ちぎりパン」は主食としても、おやつとしても楽しめ、見た目もかわいいのでテンションがあがりますね。

ギフトやお土産にもらっても嬉しい、セバスチャン・ブイエの焼き菓子

リヨン本店でも大人気のマカロンは自家挽きしたアーモンドを加えて焼き上げた香ばしい食感が特徴。

マカリヨン
マカリヨン

さらに、そのマカロンをショコラでコーティングしたセバスチャン・ブイエのスペシャリテである「マカリヨン(マカロン+リヨン)」も購入できます。

タルトレット 
タルトレット 

そしてタルト生地にマドレーヌやフィナンシェ等を入れ、フルーツやナッツを重ねたお菓子「タルトレット」。
日本オリジナルで開発された焼き菓子で、こちらはリヨンでも発売をスタートするなど、セバスチャンのお気に入りです。

童心に帰るような懐かしさと、パティシエの作る確かな美味しさを兼ね備えた特別な「おやつ」。学芸大学駅近くにまた素敵なスイーツのお店ができて楽しみが増えました。

年末年始のお土産やギフトにぜひ、立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

■取材協力

ジェイワークス株式会社

【店舗概要】
グテ 学芸大学店
営業時間:10時~19時、水曜休み
住所:東京都目黒区鷹番3-8-1 Rhills
問合せ先:03-5724-3258

地域ニュースサイト号外NETライター(東京都目黒区)

コピーライターからWebライターへ転身。アロマセラピスト・整体師としても時々活動しています。趣味はカンフー(八卦掌・長拳)と古代史(関裕二先生のファン)。目黒区の魅力やおもしろいところを発信していきます。取り上げて欲しい目黒の穴場や情報もぜひお寄せください!

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