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【高知】年間500杯以上ラーメンを食べ歩くラーメンフリークが厳選!高知で食べるべきラーメン3選

TAR-KUNラーメンヲタク

先日、四国へラーメンの食べ歩きへ行って来ました。

その中でも高知県へは数年ぶりに訪れてたくさんのラーメンを食べ、紹介したいお店があったので、高知のオススメ3選という形でご紹介したいと思います。

まず一杯目は、高知県のご当地ラーメンとして知られる『鍋焼きラーメン』です。

須崎市を中心に愛され、高知市内でも味わえるラーメンです。

昭和20年代に創業した【谷口食堂】が“なべ焼きラーメン発祥店”として知られていますが、現在は残念ながら閉店されています。

今回訪れた【橋本食堂】さんは、1972年創業の鍋焼きラーメンの代表店です。

◆なべ焼きラーメン

グツグツと煮立ち、熱々で提供されます。

ベースとなるのは基本的に親鶏出汁の醤油ラーメンで、素朴かつ鶏の優しい味わいが広がります。

シコシコとした麺は硬めに茹でられていて、加熱しながら提供されるので、食べ進めると徐々に柔らかくなり、食感の変化も楽しめます

具材には生玉子やちくわ、親鶏肉が入っており、トロッとした黄身を絡めて食べるもよし、底に沈めて黄身が固まってから食べてもよし。噛み応えのある親鶏もおいしいです。

一杯630円とコスパも良く、この味を求めて訪れる観光客が多いことも納得できるお店でした。

2杯目は、【ラーメン自由軒 越知本店】

こちらで味わえる個性的なラーメンが『みそカツラーメン』です。

豪快にも味噌ラーメンにトンカツを乗せたラーメンで、高知県のご当地ラーメンの一つに数えられています。

高知県のラーメンチェーン【ラーメンの豚太郎】が発祥とされ、私自身も過去に食べています。

今回訪れた自由軒さんは、県下に支店を数店舗展開される『みそカツラーメン』の人気店です。

◆みそカツ

白味噌が味のベースなのか、コクと甘味のあるまろやかな味噌ラーメン

ニンニクが効いてパンチがあり、中毒性も高く感じられます。

ツルッとしたややソフトな細麺を合わせています。

目を引く大きなトンカツは揚げ立てで、サクサクとした衣とジューシーさが楽しめ、どんどん衣がスープを吸って、これもまた美味しいです

チャーシューや玉子、モヤシ、コーンも入ってボリュームのある一杯となっていて、ライスも欲しくなりました。

最後にご紹介するのは、今回高知で食べ歩いた中でも一番私の好みであったラーメンです。

お店の名前は【鶏と魚】

東京の名店【饗 くろ㐂】のご出身で、高知県香南市で【麺's HOUSE 繋】として2016年に創業し、2018年に現在の場所へ移転された実力店です。

◆地鶏塩

地鶏から取られた透き通ったスープは、芳醇な鶏油に地鶏の豊かな出汁感が合わさり、旨味の詰まった塩ダレが味をまとめていて味わい深く奥行きがあります。

地鶏の旨味を最大限引き出した分厚い旨味がある絶品スープです。

自慢の自家製麺は細麺とちぢれ麺からセレクトでき、ちぢれ麺を選びました。

“もち姫”を配合され、ツルモチフワッとした口の中で踊るような躍動感のある手揉みの自家製麺

スモーキーな香りのチャーシューなども抜かりなく、技術の高さが伺える名店です。

毎週土曜日は【らぁ麺屋 鴨】として営業され、そちらで味わえる鴨出汁のらぁ麺がも絶品だったので、ぜひチェックしてみて下さい。

以上3店舗を厳選しましたが、高知には美味しいお店がまだまだたくさんありました

魅力的な地、高知へ足を運んでみてください!

ラーメンヲタク

奈良県在住、関西を中心に食べ歩くコレクターラヲタ。19歳からラーメンの食べ歩きをスタートさせ、24歳で47都道府県食べ歩きを制覇。1ヶ月最高136杯のラーメンを食べた事もあり、2019年までに3200軒以上のラーメン屋を訪問。2018年からは雑誌『究極のラーメン関西版』の選考員を務めるほか、NHK関西『ぐるっと関西』、奈良テレビ『ならフライデー9』にも出演。

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