水産物専門の足立市場で海鮮丼を食べるなら「市場めし とくだ食堂」へ。
東京都内で市場といえば豊洲市場が有名ですが、実は都内には11の市場があるんです。中でも足立市場は都内で唯一の水産物専門の中央卸売市場。市場内にある食堂は一般の人でも利用できます。
水産物専門中央卸売市場「足立市場」
東京都内にある11の中央卸売市場の中で、水産物を扱っているのが、豊洲市場、大田市場、そして足立市場の3ヶ所。中でも足立市場は水産物専門です。
奇数月の第2土曜日(1月は第3土曜日)は「あだち市場の日」として、一般の人にも開放されています。実は息子が北千住に住んでいて、よくおいしい海鮮を買って、お土産に持ってきてくれるんです。これが、本当に新鮮でおいしい!しかも安い!魚にそんな詳しくなくても、いろいろ教えてもらえるので、はずれのない海鮮を買えるようです。
残念ながら、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、2022年4月現在「あだち市場の日」は中止していますが、食堂ならいつでも一般の人も利用できます。
足立市場は京成線千住大橋駅から歩いて4分。入口を入ってすぐ右側に“市場めし”が食べられる食堂が並んでいます。
市場で働く人のための食堂なので、中には朝6時から営業しているお店もありますが、早ければ13時には営業終了してしまうお店も。ただ、働く人たちの邪魔にならないよう、できたら朝10時以降に利用したいですね。
店主が足立市場の仲買人!「市場めし とくだ屋」
私のおすすめは「市場めし とくだ屋」。食べることが大好きな息子がいろいろ食べ歩き、教えてくれたお店です。
店主が足立市場の仲買人なので、朝一番に新鮮な海鮮を仕入れ、お店で提供しています。
焼魚や煮付け、フライも気になりますが、私のお目当ては海鮮丼。
お店の営業時間は8時からですが、大体出かけるのは13時半過ぎ。この時間帯だと比較的空いています。
食べて後悔なし!特盛ごうか海鮮丼
丼は写真が貼ってあるので、はじめての人でも参考になります。
1,200円のとくだ屋丼も十分魅力的なのですが、せっかくここまで来たならと、いつも特盛ごうか海鮮丼になっちゃいます。
これで1,800円!
この日は、まぐろ、ぶり、きびなご、帆立、カツオ、ネギトロ、生桜海老、海老、イクラ、雲丹、サザエ、蟹爪、玉子焼きなど。
お皿に入った特製のたれでいただきます。
生桜海老が嬉しすぎる!静岡まで食べに行こうかと思っていたのですよ。釜揚げの桜海老にはない、プチュッとした歯ごたえに、甘さと旨味がたまりません!これは、たれも醤油もなしで食べます。
サザエもトゥルンと殻から出て、食べやすかった!肝の苦みが大人の味ですよね~。
アラ汁もいろんな魚の旨味が出ていて、丼で飲みたいくらいおいしいのです。
ちなみに以前食べたのは、こんな感じでした。
豊洲市場も良いですが、穴場の足立市場も、ぜひ出かけてみてください。
市場めし とくだ屋
住所:東京都足立区千住橋戸町50 足立市場内
TEL:03-3879-2805
営業時間:平日 8:00~14:50、土曜日 8:00~14:30
定休日:火曜日・日曜日
公式インスタグラム:市場めし とくだ