【目黒区】「資生堂パーラー 自由が丘店」が6月で閉店、自由が丘産はちみつを使ったスイーツも食べ納め
自由が丘駅から徒歩約4分、すずかけ通り(通称:グリーンロード自由が丘)沿いにある「資生堂パーラー 自由が丘店」が、残念なことに2024年6月16日(日)に閉店してしまいます。
自由が丘の「資生堂パーラー」は、初めての路面店として2019年5月18日(土)にオープンし、今年で5年目。
伝統の西洋料理からオリジナルメニュー、パフェ、デザート、洋菓子などが楽しめるレストラン・カフェ・ショップを兼ね備えたお店としていつも賑わっています。
お店の地下にはお菓子工房を併設。作り立てのケーキや自由が丘産のはちみつを使ったここだけのオリジナルスイーツが楽しめるのも、人気のポイントです。
銀座で産声を上げた「資生堂パーラー」
資生堂パーラーは、1902年(明治35年)に日本で初めての「ソーダファウンテン」として銀座に誕生。ソーダ水と当時はまだ珍しかったアイスクリームを製造販売しました(引用元:資生堂パーラーホームページより)。
元々は福原有信さんが1872年(明治5年)、民間洋風調剤薬局(後の資生堂)を創業したのが始まり。1916年(大正5年)に化粧品部門を独立させ、飲料部として「資生堂パーラー」を残したそうです。
その後、日本橋や名古屋、川崎、海外へも店舗を展開しますが、自由が丘店は初めての路面店でした。
自由が丘産はちみつを使った「丘ばちスイーツバーガー」が名物の「資生堂パーラー 自由が丘店」
「資生堂パーラー 自由が丘店」といえば自由が丘店オリジナルの「丘ばちスイーツバーガー」でしょうか。
自由が丘では2009年から都市型養蜂活動「丘ばちプロジェクト」に取り組んでいます。駅近くにあるビルの屋上でミツバチを育て、採取したはちみつを地元のスイーツ店やカフェなどでオリジナルスイーツとして限定発売しています。
自由が丘産はちみつは、濃厚で上品な香りと甘さでまさにここだけの味。「資生堂パーラー 自由が丘店」ではこの自由が丘産はちみつを使用し、「丘ばちスイーツバーガー」を提供してきました。
自由が丘産はちみつを100%クレームシャンティイに使用。カスタードクリームの中にも忍ばせ、ヌガティーヌ、クッキー生地を合わせたサクサク食感のシュー生地で仕上げたかわいいスイーツバーガーです。
この他にも「資生堂パーラー 自由が丘店」だけのオリジナルのメニューがいろいろあったので、今回の閉店はとても残念ですね。
「丘ばちスイーツバーガー」を乗せて贅沢に仕上げた国産フルーツのブーケパフェを提供中
「資生堂パーラー 自由が丘店」では現在、「丘ばちスイーツバーガー」を使ったオリジナルパフェを提供中です。
国産フルーツをお花に見立てたブーケスタイルのパフェ。
その上に「丘ばちスイーツバーガー」をトッピングし、贅沢な一品に仕上げています。
「丘ばちスイーツバーガー」が楽しめるのも残りわずか。お時間のある方はぜひこの機会に味わってみてはいかがでしょうか。
【店舗概要】
資生堂パーラー 自由が丘店(Rettyページ)
営業時間:11時~21時(L.O20時)、月曜休み(祝日は営業)、年末年始
住所:東京都目黒区自由が丘1-4-10 quaranta1966 1F
問合せ先:03-3718-7620
※2024年6月16日(日)で閉店