赤ちゃんに掛け布団は危険？！知っておきたい安心ベビーグッズをご紹介
寝ている赤ちゃんにお布団はかけていますか？
寒くないかな？冷えて風邪をひかないかな？などと心配で、つい温めてあげたくなりますがちょっと待って。
実は、赤ちゃんに掛け布団は不要です。
不要と言うよりも安全のために使わないことを推奨します。
赤ちゃんはまだ体を自由に動かすことができないので、掛け布団が鼻や口にかかってしまってもうまく払いのけることができません。そうすると呼吸がしづらくなって、最悪の場合窒息ということも考えられます。
また、乳幼児突然死症候群という言葉を聞いたことのある方もいらっしゃるかもしれませんが、その予防の視点でも掛け布団はおすすめできません。
乳幼児突然死症候群とは、それまで元気だった赤ちゃんが突然亡くなってしまう病気で、主に睡眠中に起こります。その原因は明らかにはなっていませんが、毛布や布団による赤ちゃんの温めすぎがリスクの1つとして考えられています。
鼻や口がふさがってしまうこと、温めすぎてしまうこと、その両方を防ぐためにも1歳未満の赤ちゃんには掛け布団は使わないことをおすすめします。
では、赤ちゃんには何もかけなくていいの？
代わりに何をかければいいの？
という疑問が湧きますよね。
答えはおくるみかスリーパーです。
低月齢の赤ちゃんはおくるみをしてあげることで、寝つきがスムーズになったりよく眠ってくれたりすることにつながるので、おくるみが嫌いな赤ちゃんでなければくるんであげることをおすすめします。
難しくておくるみができない！という方は、ワンタッチタイプのおくるみを使ってあげると良いでしょう。
寝返り前の赤ちゃんであればおくるみ、寝返り後の赤ちゃんであればスリーパー(スリープサック)を使うことをおすすめします。
スリーパーとはベストのような形をした着るお布団です。はだけることもないので、顔にかかってしまう心配もありません。
足元が袋状になったタイプのものをスリープサックと呼びます。
もちろん、夏の暑い日は何もかけなくても、着なくても構いません。
室温と服装に合わせて、お布団をかけてあげたいと思うような日は代わりにスリーパーを着せてあげましょう。
赤ちゃんの安心で快適な眠りのために、ぜひ実践してみてくださいね
乳幼児睡眠コンサルタント ねんねママ
